皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Samsungに売却されていたエフェクターブランドDODが再度買収され、エフェクターラインナップを復活させるニュースが舞い込んできました。
第一弾はOVERDRIVE PREAMP 250のリイシューリリースです!
目次
DODブランド
長らくDigitechの一部として存在していたDODはどちらも「Harman」に属しており、その後Samsungに売却されました。
今回Cor-Tekが買収したことがわかりました。
Cor-TekはCort、Ibanez、Squier、PRS SEなどを製造していることで知られています。
DODの各種ペダルとともにDigitechのペダルたちも安定供給されるようになると嬉しいですね。
魅力的なDODのペダルたち
超有名なOVERDRIVE PREAMP 250はイングヴェイの使用でも知られていますが、個性的なコンパクトエフェクターたちは90年代独特な魅力を放っていました。
GRUNGE
のちにDigitechでもリイシューされる「GRUNGE」。
つまみはLOUD、LOW、HIGH、GRUNGEというネーミング。
ギリギリ役割がわかりますが、GRUNGEつまみは最小にしてもかなり歪みます。
言わずもがな90年代に流行ったオルタナティブ、グランジと呼ばれたジャンルに呼応するように発売されたペダルです。
カートコバーンに使ってほしかったようですが、カートはそもそもNIRVANAが「グランジ」と呼ばれることを気に入っておらず、このエフェクターに全く見向きもしなかったとか…
実際使ってみるとすべてを「このエフェクターの色」に塗りつぶすところに、古いおもちゃっぽい印象を受けて可愛らしく感じます。
なんかDODのペダルはこういうアメリカのお菓子のような極端さが愛おしさを掻き立てられます。
こちらは後にDigitechブランドにてリイシューされていました。
DEATHMETAL
このモデルに関してはつまみが
R.I.P、Guts、Pain、Scream
というもはや名前から機能にたどり着くことはできません。
順にレベル、ロー、ミドル、ハイと言うかたちなのですが、ゲインに相当するツマミがないという思い切ったペダルです。
ギョリギョリしすぎていてコードは濁るしノイズもすごいです。
こちらもアホっぽさが魅力全開のペダルです。
こちらもDigitechブランドにてリイシューされました。
OVERDRIVE PREAMP 250
今回本題のOVERDRIVE PREAMP 250。
MXR Ditortion+に触発されて開発されたというこのペダル。
Level、Gainの2つのシンプルなコントロールからなっています。
イングヴェイはこのペダルをMarshallのブースターとして使用しているのがあまりにも有名です。
さまざまなバージョンがあり、歴史あるペダルです。
今回109ユーロですでに販売されているところもあるようで、少々価格が上がっている感じもあります。
下のリンクは今回のリイシュー前のものになりますね。
DOD OVERDRIVE PREAMP 250復活まとめ
今回のDOD OVERDRIVE PREAMP 250も含めて合計9つのエフェクトをリイシューする予定らしくこれからの動きが気になるところです。