皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
IK MultimediaがAI Machine Modelingというモデリングを発表しました。
AIによる精度の高いモデリングで、普段使っているアンプやエフェクターを「手持ちの機材」でリグにすることができるというものです。
手持ちのマイクやオーディオインターフェイスを使ってリグを増やせるのは魅力。
Quad Cortexなどでも簡単にキャプチャできたりするので、PCベースでそれができるのは魅力ですね。
目次
AI Machine Modeling 特徴
- 特別なハードを使わず手持ちのマイクやオーディオインターフェイスでモデリング可能
- ディープラーニング技術で実機に極めて近いサウンド
- 通常のギターRECのような簡単な手順で操作可能
モデリング技術
ウェット信号とギターからのドライ信号をニューラルネットワークに基づいたマシンモデリングプログラムで解析して「トーンモデル」を作成します。
というように、響き自体はKemperやQuad Cortexで行うキャプチャと同じような雰囲気です。
モデリングの精度のレベルは年々高くなっていると思うのですが、CPUのパワーがどれくらい必要になるか気になるところです。
コンプリートリグ
アンプ単体、エフェクター単体のモデリングはもちろん
ブースター+アンプヘッド+ポストエフェクト+キャビ
というようにシグナルチェーン全体のキャプチャももちろん可能。
モデリング可能なリグ
- アンプとキャビ
- アンプとキャビにエフェクターを足したような複合リグ
- ディストーションやOD、Fuzz、EQなどのエフェクター
- アンプヘッド
- エフェクター+アンプ
などなど、基本的な信号にかかわる機材をモデリングできます。
ディレイやモジュレーションなど時間によって変化するものは構造的にモデリングできません。
AI Machine Modeling サウンドサンプル
後半でサウンドサンプルが聴けます。
こちらではFender Bassmanのサウンドが聴けます。
ここでの差は感じられませんが、実際弾いてみてどうなるか確かめてみたいところ。
IK Multimedia AI Machine Modeling まとめ
Kemperなどのハードウェアが先にリリースされて、プラグイン系がだいぶ遅れて後ろの方から来た感があるIK Multimedia AI Machine Modeling。
細かい仕様やAmplitube5との違いなども気になりますね。
RECだけの使用でPCで全てがまかなえるのであれば需要が結構高そうです。
まだ詳しいリリース日程などは示されていませんが、できる限り情報を追います。
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IK Multimedia Amplitube5 もリリース!プラグインアンプシミュレーターもラッシュ!
Guitar RIGに続きAmplitube5も発表です!
年内リリースらしいですね
Amplitubeは主にFenderのパッケージを使ってたのですがお手軽さとリアルさのバランスがちょうどよく
一時期結構使っていました機能も新しくなったりと期待ですね!
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