皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
音をぶつ切りにして出力するBOSS Slicer。
効果音的に使用するにはインパクトが結構大きくニッチな需要がなにげに高いモデルです。
ツインペダルシリーズのSL-20として発売されていましたが、今回コンパクトサイズのBOSS Slicer SL-2になって登場です!
機能や特徴を掘り下げてみました。
目次
BOSS Slicer SL-20
2008年に発売されたツインペダルシリーズのうちの一つ、SL-20。
DJ的な発想も加味されたサウンドで新しい風を呼び込みました。
BOSS Slicer SL-2 機能
- 複雑な効果を生み出すスライサーエンジンにより、独創的でビート感あふれるサウンド
- 8×11バリエーション搭載
- 最大出力レベルは±12dB
- 本体フットスイッチ長押しで使用可能なタップ・テンポ機能
- FIXED、EFX/DIR、RAMDOM、Ping-pong、AUTO、3D CROSS、3D ROTATION アウトプットモード
- PC専用アプリBOSS TONE STUDIOで編集可能
created by Rinker
BOSS
BOSS Slicer コントロール
- BALACE
- TEMPO
- ATTACK
- DUTY
- VARIATION
- MODE
BOSSお得意の2軸のポットを駆使しています。
ATTACKノブは音の立ち上がりを調整、DUTYノブで音の長さを調整します。
Slicerのタイプ
- SINGLE:スライサーエフェクトを1つ使用したタイプ
- DUAL:スライサーエフェクトを2つ使用したタイプ
- TREMOLO:トレモロのタイプ
- HARMONIC:音程が変化するスライスパターン
- SFX:さまざまなエフェクトをかけたスライスパターン
このパターンに下記のアウトプットモードを組み合わせることでさまざまなサウンドをメイクできます。
アウトプットモード
- FIXED:OUTPUT AとOUTPUT Bから同じ信号を出力する
- EFX/DIR:OUTPUT A端子からエフェクト音、OUTPUT B端子からダイレクト音を出力する
- RANDOM:左右中央からランダムに出力する
- PING-PONG:左右から交互に出力する
- AUTO:音の定位がスムーズに左右に移動する
- 3D CROSS:音の定位が前後左右に移動する
- 3D ROTATION:3次元的な回転感
BOSS Slicer SL-2 サウンド
リフやフレーズがこれだけで印象的になります。
クリーンからディストーションサウンドまで結構どんな音でもマッチするのもなかなか特徴的です。
BOSS Slicer SL-2 まとめ
コンパクトペダルになってもかなり多機能に使えることがわかります。
ZOOM MG50なんかにも簡易的なスライサーエフェクトは含まれていますが、さすがのBOSS単体機。
機能、操作感共に納得の出来になっています。