【ストラトパーツ】Callahamギターブリッジのインプレッション

皆さんこんにちはmasa BLIK ito（まさぶりっくいとう）です。（@masabliks）

Fender系のストラトを弾いていてどうにも抜けきらずにボケた音がすることってありません？

なにげに本家のFenderによくあったのが、音は太いんだけどいまいちハイがボケるといったようなギターを所有していたことがありました。

ハードウェア的にも配線的にも様々なカスタマイズをそんなFenderにしてきました。

今回はCallahamのストラト用ブリッジアッセンブルを載せた話をしたいと思います。

という特徴があるCallahamストラト用ブリッジアッセンブルはビンテージサウンドとは違うかも知れませんが、

ぼやけたストラトのサウンドをかなりエンハンスしてくれます。

そんなCallahamのストラト用ブリッジアッセンブルを今回は見ていきましょう！

Callahamストラト用ブリッジアッセンブルのサウンド

最初にCallahamのストラト用ブリッジアッセンブルを載せたインプレッションを言ってしまうと「重さ、硬さ、加工の精度」により音が締まります。

Fenderの純正に比べて加工精度が高く、遊びもその分少なくなるためこの部分でロスがまずなくなります。

その後に述べるように重さも適度に重いため物理的なボディの鳴りが減って、サステインが伸びます。

トレモロブロック

トレモロブロックは適度な重さになっており、アームを差し込む部分にスリーブがあるため、アームがぶらつきません。

弦を通す穴が浅く作ってあるため、ボールエンドがかなり見えます。

これもビンテージストラトのトレモロブロックを模しているようですが、この事自体の効果はわかりません。

必然的にトレモロブロックの質量が増えるため、重量アップにはつながっているかも知れません。

重量

トレモロブロック単体で販売しているようにFender純正のものより重量があります。

これがボワ付きがちなストラトの低音弦を占める大きな役割を持っていると思います。

全体的にもFender純正と比べて堅牢性があるため、少々重くなっているようです。

やはり重量が増すと、音は締まる傾向にあると思います。

サドル

ブリッジサドルがFenderのものより硬く加工してあるため、この部分でも音も硬くなる要因になると思います。

（Fenderのブリッジサドルがが50 Rockwell Bという硬さに対してCallahamは95-98 Rockwell Bの素材を使い、実際に弦が乗る部分は115 Rockwell B以上にもなるといいます。）

ブリッジのアーム部の支店となるカットも精巧に作られているため、チューニングのズレも確かに純正より減りました。

またFenderの純正と比べて弦と接する部分が面取りされているため弦が切れにくくなっています。

しかし、実際つけたところFenderより遊びが少ない分、きっちりセッティングしないと、逆にチューニングが安定しづらくなってしまう部分も感じられました。

音がボワついているものをアンプなどのセッティングでなんとかしようとしても難しいですが、

基本的にしっかりと発音しているギターの音をぼかすのはやりようがあるので、自分のストラトにはあっていました。

Callahamストラト用ブリッジアッセンブルの加工

上記の他にもブリッジのスプリングハンガーや、付属のバネ、ブリッジを止めるネジなどもよく出来た加工がされているようで、全体的に「精密」な印象です。

このあたりの「遊びの少なさ」も基音をはっきりと出してくれている感覚があります。

サウンドハウスでCallahamパーツを見る

ブリッジのシリーズについて

主に3つのタイプがあるのでノギス等で図ってから購入したほうが良いです。

• Callaham Vintage S USA Size
• Callaham Mexican Model
• Callaham V/N Model

という3種類のブリッジがあります。

1はUSA標準サイズの2-7/32サイズ。

2はFender メキシコなどで使われる2-1/16サイズ

3はUSAサイズのネジ穴で弦の間隔がメキシコサイズになる（弦間ピッチ10.5mm）サイズ

というものです。

Callahamストラト用ブリッジアッセンブルまとめ

いかがでしたでしょうか。

に是非オススメしたいCallahamストラト用ブリッジアッセンブル。

反対にきっちり作ってあるギターには効果が薄いかも知れませんが、今時分のストラトキャスターがどんな音色なのか知るにも最適かもしれません。

是非試してみてください！