皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Strymonから従来の筐体から打って変わったシリーズが発表されました。
Strymon Cloudburst Ambient Reverbと名付けられたリバーブ、ストライモンらしい高品質なリバーブながら今までのラインナップと被らない機種にもなっています。
今わかる機能をまとめました。
目次
Strymon Cloudburst 機能と詳細
- BigSkyのCloudアルゴリズムをより高いディケイ設定で利用できるように設計
- ENSEMBLE 3モード(off、mp、forte)
- DECAYノブは空間の広がりを調整、内部パラメータを自動で調整される仕様
- モノラルIN、ステレオOUT可能(TRSケーブル仕様時)
Cloudburstコントロール
- DECAY
- MIX
- PRE-DELAY
- TONE
- MOD
- ENSEMBLEスイッチ
CloudburstのENSEMBLEスイッチのモードについて
- off
- mp
- forte
の3モードがあります。
ENSEMBLEは周波数帯域を48に分けて分析し、各周波数帯域に対応する高調波を生成するとのこと。
リバーブにピッチが違う成分の音が混ざるようなサウンドですね。
派手にかけると弦のアンサンブルのように使えるとあります。
mpは公式でmezzo piano (or “moderately soft”)と位置づけられるように「メゾピアノ」としても「適度にソフト」捉えられるとされています。
mpはリバーブ音が不自然にならないように馴染ませるのに向いているモードです。
forteはポリフォニックなシンセサイザーのようにも使えるモードとなります。
CloudburstのDECAYノブ
DECAYノブはリバーブのテールをコントロールするだけでなく、自動的にリバーブのキャラクターも劇的に変化させます。
このツマミを中心に音を作っていくようですね。
CloudburstのMIXノブ
フルドライ(原音のみ)からフルウェット(リバーブ音のみ)まで調整可能。
通常のリアルな空間のようなリバーブから飛び道具的なサウンドまで作り込むことができます。
CloudburstのPRE-DELAY
残響が始まるまでの時間をコントロールできます。
音の濁り具合を調整できます。
CloudburstのTONE
リバーブの高域をコントロールするTONE。
こちらは一般的なTONEとして考えて良さそうです。
CloudburstのMOD
モジュレーションの深さをコントロールするMOD。
ENSEMBLEスイッチとコンビネーションで調整することで、不思議な音像を作り込むことができます。
Strymon Cloudburst サウンド
一般的にイメージされるリバーブサウンドから、エモチックな音像、ストリングスのようなサウンド、またはシューゲイザー的にも使えそうなエフェクトです。
いままでのStrymonリバーブから考えるとモードをバチッと変えるというよりそれぞれのサウンドが地続きになっているようでサウンドメイクがしやすそうな印象があります。
Strymon Cloudburst 詳細 まとめ
オフィシャルでの値段は$279。
日本で発売されると4万超えるかどうかくらいでしょうか。
縦には伸びましたがスリムになったのでボードには入れやすそうになった感じもあります。
結構このリバーブは気になるな。