皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Electro-Harmonixから発売されたHell Melterというディストーションペダル。
この前WAZAシリーズでも復活したカルト的な人気を誇るHM-2の進化系ペダルです。
チェーンソーディストーションと呼ばれるサウンドを再現したもので、ハイゲインメタルサウンドだけでなく、シューゲイザーギタリストにも好まれるサウンドです。
目次
Electro-Harmonix Hell Melterの特徴
クラシックなHM-2回路とさらに拡張されたコントロール
- 全体的な出力ボリュームの増加
- 内部電圧をブーストしてヘッドルーム増加、コンプレッション減少、アタック増加
- アクティブEQコントロール
- パラメトリックMIDコントロール
- ノイズゲートとドライレベルコントロール
- NORMALとBURNモードの切り替え
- フットスイッチ可能なブーストセクション
- 独立したディストーションとレベルノブ
コントロールも増えてモード切り替え、さらにノイズゲートなども搭載されています。
BOOST回路などもあるので拡張性は上がっています。
もとからHM-2は器用なタイプの歪みペダルではないのですが、FUZZとは違う必殺的なペダルになりうる存在ですね。
Electro-Harmonix Hell Melterコントロール
- GAIN:ディストーションの量を調整
- LEVEL:出力ボリュームを調整
- HIGH:高域のカットやブースト
- MID LVL:中域のレベルを調整
- MID FREQ:中域の周波数を調整
- LOW:低域のカットやブーストを調整
- DRY:入力信号とディストーション信号のバランスを調整
- GATE:ノイズゲートのしきい値を調整
- BOOST:ブーストスイッチをオンにすると、入力ゲインと出力ボリュームが上昇、内部にあるTRIMポットで出力ボリュームのブースト量を調整可能
- NORMAL/BURN:NORMALモードでは、クラシックなチェーンソーサウンド、BURNモードではクリッピングがよりオープンになり、内部電圧がブーストされて、ヘッドルームが広く、コンプ感が少なく、アタック感が増加
Hell Melterはギターだけでなく、エレクトリックベースでの使用も想定されているようです。
DRYレベルで入力された原音を保ちながら激歪みをベースでも体感できます。
Electro-Harmonix Hell Melter サウンド
公式とSweetwaterの動画をサンプルにあげておきます。
どちらもチェンソーサウンドと呼ばれる所以がわかると思います。
本家BOSS HM-2よりコントロールが多彩なので、より個性を演出したい場合Hell Melterのほうがいい場合がありそうです。
Electro-Harmonix Hell Melter まとめ
このブログではBOSSのHM-2系のペダルも数機種紹介してきましたが、結構最近見直されているペダルということが実感できますね。
またしてもエレハモの個性に心を奪われてしまいました…
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