皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
ピックアップやコントロールなどのモジュールを入れ替えて簡単に電気部分を変更できるギターが登場です。
VOYAGER MODULAR GUITARというギターがREDDICK GUITARSから!
弦を張り替える必要もなく、なんとアンプにつないだままですらモジュールを交換できます!
目次
REDDICK GUITARS
代表のIan Reddickは2013年からギターを作成しており、ツアーに真に必要で簡単にカスタマイズできるギターを標榜しており、VOYAGERがそれを実現した初のギターとなります。
レゾナンスやサステインについて十分に考慮されており、モバイルギターのような不安定さがないとのことです。
VOYAGER MODULAR GUITAR 特徴
基本的な特徴
- 弦を張ったままピックアップモジュールを変更可能
- 対応するコントロール(ボリュームやトーン、ピックアップ切替スイッチなど)も同様に交換可能
- 演奏に支障がないボディカーブ
- 9.5-16インチのコンパウンドラディアス
- メイプルネック/カタロックス指板 22F(25インチスケール)
という特徴があります。
裏からピックアップモジュールを変更するのでいろいろなピックアップを同条件で変更することができます。
スルーネック構造となっておりボディは3ピース構造。
ボディとネック
基本となるボディとネックは3種類用意されています。
- ウォルナット+チェリーボディ / メイプルネック
- チェリー+チェリーボディ / メイプルネック
- アッシュボディ / メイプルネック
3種類のボディがラインナップされています。
ウォルナットをチェリーで挟むボティとその逆の、ウォルナットで挟むもので違う製品となってますね。
カタロックス指板はエボニーに近い種で、硬めの材となっているようでハカランダにも近いサウンドが出せるようです。
一つのボディで2つのピックアップモジュールと1つのコントロールモジュールがついている形となっています。
VOYAGER MODULAR GUITAR サウンド
予想以上に簡単…!
原理的にピックアップのモジュールまで振動が伝わりきらないので、ピックアップ自体の音色が際立つという特徴がありそう。
そのためギターの鳴りを活かすような低出力ピックアップだと魅力を活かしづらいかもですが、高出力のピックアップだと楽しめそう。
ただピックアップの特徴を掴むのには最適なギターともいえますね。
通常のギターだとピックアップを替えるのに、
弦を切って→ネジを外して→ハンダをつけて→ネジを付けて→弦を張る
という作業が一気に簡略化されます。
変える前にRECしておいても微妙な弦の劣化だったりと同条件になりづらいので、このギターで比較するとかなりピックアップの特徴が顕になると思います。
VOYAGER MODULAR GUITAR 手に入れられる場所
現在すべてカスタムオーダーとなっており、16週間ほどかかるようです。
ボディバンドルが$1499
ピックアップモジュールが$199.99
カスタムで変更することもできます。
ハンドメイドギターとして考えると少し安いくらいのイメージですかね。
REDDICK VOYAGER MODULAR GUITAR まとめ
おまけ程度のギター機能ではなくしっかり組み上げられたギターをモジュールで変更可能にしたREDDICK VOYAGER MODULAR GUITAR。
違うレイアウトのものを色々試すより、同じレイアウトでピックアップごとの違いを試すことができるのにひかれました。
ピックアップ試奏なんかも簡単にできるので、楽器屋さんなんかでは普及しやすそうですね~!