皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
軽井沢に訪れる機会があったので、軽井沢ニューアートミュージアムのロナルドヴェンチューラ展を訪れてきました。
アート方面に造詣が深いわけではないのですが、現代のポップカルチャーや日本のアニメを再構築したような作品も多く、純粋に造形が面白くて楽しめました。
ちなみに今回の展示は撮影OKだったので帰ってからも楽しめるというお得感がある展示でした。
目次
ロナルドヴェンチューラ Ronald Ventura
1973年フィリピンのマニラに生を受けたアーティスト。
2011年のサザビーズの近現代東南アジア絵画オークションで記録的な価格を獲得する。
なd,東南アジア全域で最も高い評価を得ているアーティストです。
輝かしい功績をもっているアーティストですが、うえのことも知らずに、見た展示でした…
絵画だけでなく、彫刻やコラージュ的な立体的作品も多く作品のタイプは多岐にわたります。
しかし、各作品はある種「ポップさ」を感じさせられるようで、難解さがなく楽しみやすいものでした。
ロナルドヴェンチューラ展「内省」
撮影可能だったものたちをすこし紹介していきます。
ブラックスターシリーズ
最初に見られるこれらは「ひと」がなにか別の生き物と融合しているような立体作品です。
どことなく藤田和日郎作品に出てきそうな造形…
こちらから見るとたしかに人の面影があります。
壁から解き放れるマン
確実に横体当たりで攻撃してくるな。
うしおととらに出てきたっぽいひとたち。
すごい躍動感。
コラージュ的な絵画
こちらは大型の絵画。
PARADISEと名付けられた、ディスユートピアっぽさを連想させる作品。
ところどころ「それは普通に登場してよいのか」というキャラクターがいます。
まじでダイジョブか?
こちらも白黒の絵画(こちらもコラージュしてある)の上にアニメっぽいカラーのキャラが描かれていますが、2~3層の世界があって隅々までおもしろいです。
でかい女の子とその左下の男の子は別の層の世界っぽいですね。
炎は女の子と同じ層かな?
ライトボックシリーズ「Pointo of Know Return」
こちらは空間全体がアートとして表現された作品群。
黄色と黒が立ち入り禁止区域っぽく演出されており、その中で猛獣や牛と人間、生命体と無機物が組み合わさったような立体作品が展示されています。
RPGの中盤に出てくる敵っぽくもある。
筋肉の感じがリアル。
殺傷力特化な馬。(カッコいいので今回で一番好き)
人の足だから速く走れない牛。
語りかけてきそうな壁。「人類がまだ残っていたのか」的だったり、「はよ帰れ」だったり。
めっちゃ強面だけど前足がやっぱり人だから、襲われてもなんとかなりそう。
ロナルドヴェンチューラ展「内省」まとめ
この後も展示が続くので、またまとめてみたいと思います。
今回まとめたものはわりと大型の展示が多かったので、次は小さなサイズのものも。
ロナルドヴェンチューラの作品は通して、アニメーションやコミックっぽさを通ったあとの、昇華が見られるので事前に彼の予備知識がなくてもかなり楽しめました。
お近くにお寄りの際はぜひ。
その2はこちら!
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ロナルドヴェンチューラ展「内省」を見てきました!1【軽井沢ニューアートミュージアム】
軽井沢ニューアートミュージアムでロナルドヴェンチューラ展「内省」
を見てきました!
現代のポップカルチャーや日本のアニメを再構築したような作品も多く、純粋に造形が面白くて楽しめました
堅苦しくなく、造形にツッコミが入れられて楽しい展示です続きを見る