皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
アナログチックな使いやすそうなコントロールのTSAKALIS MUTICAB4が結構使いやすそうなので機能を調べてみました。
- 8つのキャビ
- プリアンプ
- パワーアンプ
- マイクボイシング
- キャビバック
といじれるところが豊富で音作りも細かく可能になっています。
目次
TSAKALIS AUDIO WORKS
ギリシャのアテネで展開されるブランドTSAKALIS AUDIO WORKS。
コントロールが独特なモデルが多く、注目されているブランドです。
MULTICAB 4
- 8つのキャビネットプリセット
- PCアプリ「TAWエディター」でプリセットを保存可能
- トーンコントロール付きの2種類のプリアンプ
- 2種類のパワーアンプボイシング
- 3種類のマイクボイシング
- 3種類のキャビネットバック
- 入力ゲインパッド
- XLR出力とライン出力
- アンプに直接INするためのTHRU OUT搭載
- ヘッドフォンアウト
- IRを使用しないことで1.2msまでレイテンシーを縮めることに成功
プリアンプ、パワーアンプ、キャビネットタイプ、MICの4つのセクションはアナログ構成。
キャビネットはデジタル構成です。
あえてIRを使用しないことでレイテンシーを縮めるアプローチをしているとのことです。
入出力に不足はなく、アウトプットレベルのセレクターもあります。
さらにアンプへの入力とDIへの入力が両立できるようTHRU OUTがあるのは結構便利。
プリアンプセクション
- CLEAN、HOTの2モード
- トーンコントロールで大まかに設定可能
プリアンプはJFETで構成されており、トーンコントロールでもレスポンスとタッチをコントロールできるとのこと。
パワーセクション
- EL34と6L6、2つから選択可能
- プッシュプルタイプのパワーアンプ
キャビネットタイプ
- CLOSE
- SEMI-OPEN
- OPEN
の3つから選択可能。
キャビネットバックを変えていくことで鳴り方を変えていくことができます。
MICセクション
- DYNAMIC
- RIBBON
- BOTH
とダイナミックマイク、リボンマイクまたは両方という3種類のタイプから選択可能です。
キャビネットタイプ
- 1×10 Jupiter 10SCスピーカーを搭載したFender Princetonタイプキャビネット
- 4×10 CTSブルーラベルスクエアバックスピーカーを搭載したFender SuperReverbタイプキャビネット
- 1×12 Jensen C12Kスピーカーを搭載したFender DeluxeReverbタイプキャビネット
- 1×12 Celestion Vintage30スピーカーを搭載したZilla Fatbabyクローズドバックキャビネット
- 2×12 Celestion Blueスピーカーを搭載したVOX AC30-JMIタイプキャビネット
- 2×12 Celestion G12T-75スピーカーを搭載したMarshall1936タイプキャビネット
- 4×12 Celestion G12H-30 GreenBackスピーカーを搭載したMarshall1960BHWアングルキャビネット
- 4×12 Celestion Vintage30スピーカーを搭載したMesaBoogie Rectifierアングルキャビネット
AMBIENCEつまみで残響感をコントロールすることができ、12時位で小さめの部屋のリバーブ感が得られるとのことです。
キャビネットタイプはコンボタイプからスタックタイプまでバリエーション豊か。
TSAKALIS AUDIO WORKS MULTICAB 4 キャビシミュ まとめ
けっこう力が入っている感がある、TSAKALIS AUDIO WORKS MULTICAB 4 キャビシミュ。
多機能なのにコントロールが明快で、なかなか良さげですね~!
NAMM2022に出展予定とのことで、今後に期待です。