皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Warm Audioクローンシリーズ、ODDの登場です。
閉鎖がアナウンスされたFULLTONEのOCDのクローンペダルが現在高騰しているさなかですが、見た目そっくりなペダルです。
(FULLTONEはその後再開する旨が発表されましたが、具体的な日時などの情報はないようです…)
もとから安定した評価のOCD、ぼくも好んで使っていたのですがルックスも含め結構話題となっているWarm Audio ODDを解剖していこうと思います。
目次
FULLTONE OCDについて
さまざまなバージョン違いもあるFULLTONE OCD。
下記の記事でOCDの音色などについて触れているのでぜひどうぞ。
基本はハードクリッピングの歪みペダルでオーバードライブとディストーションの中間のような立ち位置で、原音を残して深めの歪むOCDは結構話題となりました。
適度なコンプレッションで単体の歪みとしてもブースターとしても機能し、使い所が多いのも人気の要素です。
Warm Audio ODD
上記FULLTONE OCDとルックスもそっくりなWarm Audio ODD。
下記のような特徴があります。
- TLO82CP オペアンプ、2N7000 トランジスタを使用した歪みペダル
- ボリューム、ドライブ、トーン 3ノブのコントロール
- UK/US切り替えスイッチ
- トゥルーバイパス
- 9V~18Vの入力に対応
- スチール製のエンクロージャー
筐体を止めるネジもFulltoneのようなネジを踏襲しており、本気のコピー度が伺えます。
UK/USモード
本家Fulltone OCDではHP/LPというスイッチになっており、ハイピーク/ローピークというスイッチになっています。
音域のピークを調整するスイッチになっていますが、あからさまに強調されるようなスイッチではありません。
LPでは比較的癖が少ないODでHPにするとハイミッドに元気が出てきて、ヌケの良い歪みになります。
Warm Audio ODDではまんまUK/USとなっており、UKはMarshallでUSはFender系を想定しているようです。
(Fender系といってもOCDもODDも、想像よりもっと歪みますが)
入力電圧
Warm Audio ODDは本家OCDと同じように9V~18Vの入力に対応しています。
電圧が上がるとコンプレッションや歪み量が減って、音量やダイナミクスに対する反応が増す傾向になります。
ペダルによって好みが分かれますが、まったく違う表情を見せてくれるので対応していることがアナウンスされているのは親切ですね。
Warm Audio ODD価格
価格は2万円を切っているので本家よりずいぶん安く手に入ります。
OCD自身もさまざまなクローンが各社より販売されてますが、ここまで寄せたものも珍しいですね。
Warm Audio ODD サウンド
粒が粗めでオープンコードを豪快に弾きたくなるサウンドはOCDに迫ってますね。
ロックな気分になるペダルです。
Warm Audio ODD まとめ
Warm Audioのクローンシリーズ、ODD。
かなり思い切ったクローンです。
前述したようにFulltoneの復活がアナウンスされつつ、具体的な情報がいまだ知らされていないため、ODDの需要も結構ありそうですね。
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