皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
またまたお久しぶりになってしまったこのブログ…
今回は、1981 Inventionsの「1981 Inventions DRV」をレビューします。
最近RAT系ペダルでアンプをブーストして使うのにはまっていて、RAT系というペダルをちょこちょこ試しています
RAT進化系系ペダルとして知られるDRVシリーズの定番モデルで、一時期めっちゃ流行っていろんなギタリストのボードで見かけたモデルですね。
使えるツマミポイントが広くて使い所が多いペダルなので見かけたら試すのがオススメです。
とはいえ国内流通が最近少ないかも…?
目次
1981 Inventions DRVの特徴
SMT回路を採用
初期はスルーホールで作られていたらしいが、現在は表面実装技術(SMT)で設計されいます。
精巧に作れば違いは出ないと各ビルダーが述べていますね。
Electronic Audio ExperimentsのJohn Snyderが手掛けた回路。
RAT系ペダルとしてはノイズがかなり少ない。
9v/18v対応
9vでも十分だけど、18vにするとヘッドルームが広がってより透明度が増します。
このあたりは好みかな。
低音の厚み
公式によると、低音が「ドンッ」とした感じ。通常のRATのように低ゲインでローが薄くなることはあまりない。
CUTノブの調整
高音が抑えられて、明るすぎないサウンド。
CUTノブを半分以下にしても耳が痛くならないのがいい感じ。
デザイン
アメリカでハンドメイドのスチール筐体。
Switchcraftジャックやソフトタッチスイッチ(リレー式)で、スイッチのクリック感がないタイプ。
筐体は頑丈そうだし操作もスムーズ。
第一印象
手に持つと適度な重さで高級感がありそうな感じ。RATの筐体を踏襲した正面から見るとほぼ正方形。アンプや後段の歪みありきで考えていくと良さそうな感じ。
音質レビュー:通常のRATとどう違う?
さっそく1981 Inventions DRVを試してみたレビューをします。
いつものペダルボードに組み込んで、Black Smokerストラトタイプでテスト。電源は9vで、DAWでRECとアンプでチェック。
ゲインが低めでアクが少ない
通常のRAT(ProCo RAT2とか)って、ゲイン上げると結構アクが強くて、ザラッとした感じがガツンときます。
DRVはゲインが控えめで、クセが少ない印象。歪みはしっかりしてるけど、もっとナチュラルで扱いやすいサウンド。
コードワークにも使いやすく、ある意味ではRATっぽくないかもしれない
ゲインツマミの使えるポイントが広い
RATは特にゲインツマミの「使える範囲」が狭いイメージが結構あります。
DRVは低ゲインから中ゲインまで、どのポジションでも「これ使える!」って思える音が出る。
特にゲインを9時くらいにすると、アンプとあいまってクランチ系とRATのねばりの中間のようなサウンドが出て持ちいいですね。
飽和感が控えめ
通常のRATはゲイン上げると飽和感が強くなって潰れ気味になります。
DRVはそれが控えめで、音の分離感がしっかりしてる。
ある程度複雑なコードを弾いても、1音1音が潰れずに聴こえるのが良かった。
ちゃんとRATらしい太さも失われていないながら、使いやすくなっている印象です。
個人的な感想
使ってみるとRATの「ガッツリ歪む」感じと、DRVのナチュラルな歪みは両立しそうな感じですね。
18vで試してみると、さらに音がクリアになるけどRAT感が薄れるのでそんなにこのペダルでなくてもいい感はちょっとあるかもです。
3. IDEA-RTXや通常のRATとの比較
1981 Inventions DRVを、IDEA SOUND PRODUCT IDEA-RTXと通常のRAT(ProCo RAT)と比較しました。
| ペダル | 価格 | サウンド | 特徴 |
| 1981 Inventions DRV | ¥37,500 | ローゲインなRAT系 | 低ノイズ、9v/18v対応 |
| IDEA-RTX | ¥32,780 | アンプライクなRAT系 | モード切替、ボリューム追従性 |
| ProCo RAT | ¥12,000~¥20,000 | クラシックRAT系 | オリジナル |
DRV vs. IDEA-RTX
IDEA-RTXは、Vintage RATを現代的にリファインしたペダルで、ギターのボリューム追従性が非常に高いのが特徴。
アンプのようにギターのボリュームに追従性が高い。
3つのモード(Low/Middle/High Gain)で幅広いゲイン調整が可能で、特にハイゲイン設定でもボリュームについてくる感じが良い。
一方、DRVはナチュラルでクセの少ない歪みが魅力。
低音の厚みと分離感がある。ライブでシンプルな歪みを求めるならDRV、単体での歪みやボリュームの感度を重視するならIDEA-RTXが適しています。
DRV vs. 通常のRAT(ProCo RAT)
ProCo RATはクラシックなRAT系サウンドの代表で、ザラつきのある個性的な歪みが特徴。
ゲインを上げると飽和感が強く、音が圧縮される傾向があります。
対してDRVはゲインが控えめで、音の分離感がしっかりしている点が異なります。
ナチュラルなサウンドを求めるギタリストにはDRVの方が扱いやすいと感じました。
4. どんなギタリストにおすすめ?
- RAT系サウンドをナチュラルに使いたい人
通常のRATのアクが強いと感じるなら、DRVはかなりハマる。 - ゲインの幅が広いからいろんなジャンルに対応可能。
- ライブやリハで使うギタリスト:
低ノイズ設計とゲインの使いやすさが、ライブやリハ、ブースト使用で便利。
僕のバンドリハだとDRVくらいの歪みだとバランスが良くて、評判が良かった。
RATはかなり独特ですからね。
5. どこで買う?お得な購入方法
- 公式サイト:$250(約¥37,500)。1981 Inventions公式でチェック。2~3週間で発送。
- Reverb:中古や海外モデルがお得。Reverbで探す。
- 中古など:日本市場だとちょっと見にくくなっているかも
注意:電源は付属しないから、Bossスタイルの9vアダプターかアイソレート電源を用意してね。
6. まとめ:1981 Inventions DRVは買いか?
1981 Inventions DRVは、RAT系ペダル好きなら絶対チェックすべき隠れた名機。ゲインが低めでアクが少ないから、ナチュラルな歪みを求めるギタリストにぴったり。ゲインツマミの使える範囲が広くて、飽和感も控えめだから、いろんな場面で活躍するよ。僕の「胡乱遍く」の新曲でも使ってるけど、掌 muteの太さが最高!価格は$250(約¥37,500)と少し高めだけど、音質と使いやすさを考えると納得。
DRVのサウンドをYouTubeショートでデモ公開予定!僕のXで最新情報をチェックしてね。「胡乱遍く」プロジェクトの最新情報も見てみて!
