皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回はUni-Vibe系ペダルですが、レイアウトにも工夫があって面白そうなペダルです。
SABBADIUS Tiny-Vibe69と名付けられたペダル。
足で操作できるつまみがあったりして、遊び心と使い勝手のバランスが良さげです。
目次
SABBADIUS
アルゼンチンで製造されているハンドメイドエフェクターブランドSABBADIUS。
「厳選された高品質の素材を使用して、優れたサウンドと耐久性を提供する」
と述べられたこのブランドはトラディショナルなペダルに+1の味付けを加えているようです。
最初期はジミ・ヘンドリックスやSRVのサウンドを目指すことから始まったペダルブランドのようです。
Tiny-Vibe スペックと詳細
- 同社Funky-Vibeのスモールバージョン
- 横に設置されたSPEEDノブ
- VOLUME / INTENSITY / CHORUS、VIBRATO切り替え
- バイパスフットスイッチとプリアンプとして使用できるキャンセルスイッチ
- 68と69の2種類のバージョンあり
- ONにしてもボリュームが落ちない
同社のFunky-Vibeという大きめなUni-Vibeクローンペダルから
- フットコントロールジャック
- ヒューズソケット
- 内部トランス
を除いた形のものとなっています。
スピードノブが公式でも足でコントロールできるものとして紹介されています。
またVibeエフェクトをキャンセルして完全にプリアンプとして使用することもできます。
Tiny-Vibe 68と69の違い
68 Tiny-Vibe
1968年初頭のHoney UNICORD製のUni-Vibeに寄せたサウンド。
ジミ・ヘンドリックスが使用したと思われるバージョンであり、69より基本的にスピードが早くなっているとのこと
69 Tiny-Vibe
日本のシンエイ社が作ったバージョンに近いサウンド。
デビッド・ギルモアやロビン・トロワーによって使用されたバージョン。
68より丸く暖かく、CHORUSモードは68より「歯ごたえがある」サウンドになっているとのこと
SABBADIUS Tiny-Vibe サウンド
非常にナチュラルなVibeサウンドで気持ちがいいですね。
水に潜ったような幻想的なサウンドはUni-Vibe系のペダルでしか出せないサウンドです。
フェイザーとはやっぱりちょっと違った不安定さが「味」を感じさせます。
SABBADIUS Tiny-Vibe まとめ
日本には積極的に入ってきていないようですが、Fuzzなどにも力を入れているブランドで、筐体もパっとしている感じなので流行りそう。