Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch (2)

Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch レビュー 入手困難なプリアンプの凄さ

皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

すっかりご無沙汰になってしまって申し訳ないこちらのブログ。

ライブ、音源制作ともありがたいことに忙しく動かせていただいております。

私生活の方も新たな動きが出てきており、こちらも来年につながる動きなればいいとワクワクです。

さて、今回はTriungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch レビューです。

伝説のBOSS CE-1のプリアンプ部だけを取り出したブースター/プリアンプとなります。

目次

Triungulo Lab

イタリアの個人エフェクトビルダーが運営するTriungulo Lab。

ジョンフルシアンテのサウンドを再現するためのエフェクターを多くラインナップしているこだわりのブランドです。

現在市場にほとんど出回っていなく、制作数も少ないため本家HPからウェイティングリストに並んでしか製品が手に入らないというブランドです。

Q&Aに工学部の学生であるという記述があるように一人で運営しているブランドのようです。

実際ぼくもEnsemble Crunchを注文して1年近く待ちました。(届いたときにオーダーしていたのを忘れていた…)

Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch 機能と詳細

Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch (1)

コントロール

  • level control
  • high/low切り替えスイッチ

というシンプルなコントロール。

ワンノブで迷うことがありません。

LEDはピッキングの強弱に呼応して赤~紫~青と色が変化していきます。

ボードを見てるとちょっと気が散るくらいピカピカしてます笑

high/low切り替えスイッチ

こちらはブースト具合が変化するスイッチです。

バッファー的に使用する場合はlowがいいかもしれませんが、このペダルのせっかくの個性が活かしきれない気がします。

やはりhighにして積極的にブーストしていくとこのペダルの良さが出ると思います。

level contorol

highにすると12時ころから結構ブーストされていきます。

3時ころまで上げると単体でも歪み始めますね。

Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch サウンド

実はBOSSのCE-1を使ったことがないので、実機との比較ができない状況なのですが純粋にEnsemble Crunchのサウンドをレビューしていきます。

ペダルボードの最前段において、バッファー的に使用しました。

先述しましたがスイッチはhighのほうがペダルの個性が出てきますね。

12時ころにつまみを合わせると若干原音よりブーストされます。

クランチくらいのアンプに突っ込むと

ピッキングの噛みつき感が増す帯域がキラッとブーストされ、ローが少し整理される感じになります。

これがちょうどストラトにベストマッチするサウンドで、気持ちの良いところを抑えている感じです。

本家やジョンフルシアンテのイメージからもっと音の角が取れて丸くなると予想していたのですが、逆でエッジが非常に気持のいいサウンドです。

MICRO PREAMP的なローミッドあたりにマッチョ感があるブースターとは逆とも言える印象。

本家CE-1では通すと若干音が丸くなるようですが、あまりそのようなことを感じません。

つまみを3時ころまで上げると単体でも歪み、かなり派手にブーストされるようになりますが破綻するようなことはなかったです。

Triungulo Labのオーダー状況

ギターの美味しいところをピンポイントについて上げてくれる頼もしいブースターが手に入ったと喜んでいるのですが

とはいえオーダーして届くまで結構時間がかかるのがネックですね

現在のウェイティングリストには80くらいのまちがありますが、生産数が本当に少なく届くまでに5ヶ月以上かかる場合もあると記述しています。

実際自分のところに届くまでには1年弱くらいかかった記憶があります。

他のBOSS CE-1プリアンプペダル

そんなとにかく手に入りづらいTriungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch。

他にBOSS CE-1のプリアンプ部のサウンドを味わえるペダルはないのか、少し探してみました。

BOSS CE-1

いきなり型破りですが、本家BOSS CE-1。

本家に勝るものはないということで値段を参考にするためにも見てみましょう。

いまや中古品で10万円超えが基本のようですね…

Lemon & Ginger CE Preamp

Lemon & Ginger CE PreampもEnsemble Crunchと同じ発想のCE-1のプリアンプ部を抜き出したペダルです。

本家同様入力インピーダンスがかなり低く設計されているとのことです。

JFX Pedals JF-1 Preamp

こちらも本家を忠実に模したJFXのペダル。

こちらはフットスイッチがなく、常時ONになるように設計されています。

より本家に近い発想と言えますね。

Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch まとめ

通常のバッファー/ブースターとして思った以上にかなり気に入った音色のTriungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch。

シングルコイル、特にストラトを使用しているギタリストにはぜひ試してほしいペダルですが、いかんせん数がないのがつらいところですね。

CE-1系の他のバッファーも試していきたいところです。

ce-1-crunch1
Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch ジョンフルシアンテの音色を作れるプリアンプ

ジョンフルシアンテのボードにずっと鎮座している
BOSS CE-1のプリアンプ部のみを取り出した
Triungulo Lab CE-1 Ensemble Crunch
について書いてみました

独特の中域に集まりながらも暑苦しくない感じ
ジョンサウンドで聴いたことある…!

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