皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回はBOSS DS-2 ターボディストーションのレビューをしていこうと思います。
こちらも定番中の定番なのですが、ジョン・フルシアンテの記事をまとめていくうちに懐かしくなってまとめてみようと思いました。
ポイント
2モード使い分けができる
シングルコイルでもリードのときミドルにフォーカスされ抜けが良くなる
というような特徴をBOSS DS-2は持っています。
高校生の時に初めて使用したときに
「こんなコリコリの歪み使いにくいよ…」
と思っていました。
しかしレンジの広いアンプやペダルの前段においてうまくセッティングすればリードのときに耳馴染みの良い音質と、弾きやすさを得ることが出来ます。
そんなBOSS DS-2ターボディストーションを今回は見ていきましょう!
目次
BOSS DS-2ターボディストーションのスペック
まず目を引くのが2種類のモードです。
中低域にフィーチャーしたターボ1と
中域をブーストするターボ2があります。
ディスクリートの回路のようですね。
コントロールは一般的なボリューム、トーン、DISTです。
DS-2のサウンド
まずBOSS公式のYouTubeから見てみましょう。
ターボ1は結構オーソドックスな歪みなのですが、
どうせこのDS-2を使うならターボ2のモードで使用すると特徴が伝わって来ると思います。
シングルコイルでもしっかりとミドルがでて、高音域がうまい具合にロールオフされているため、ストラトのリアでもしっかりリードが弾けるサウンドです。
ターボ1はDS-2が発売された1987年当時はオルタナなどが徐々に盛り上がっていた時期なので、
そんな感じのかき鳴らし系のサウンドがしますね。
実際、レスポンスやレンジ感で考えればターボ1のモードより良いディストーションはいっぱいあると思います。
なのでやっぱりこのターボ2でゴリゴリ弾いてほしいです。
ジョン・フルシアンテの隠しスパイスDS-2
このRED HOT CHILI PEPPERSのスレインキャッスルのライブの最初のセッションのジョン・フルシアンテのサウンドはまさにDS-2サウンドですね。
きっちり抜けるサウンドで、耳に痛くないサウンドです。
それでいてピッキングのアタックの「カッ」っていう音もきっちりと出ている気持ちが良いサウンドです。
ジョン・フルシアンテのボードには結構常にこのBOSS DS-2がはいっており、何気に信頼感をおいているのではないかなと思います。
ジョン・フルシアンテ、RED HOT CHILI PEPPERSの記事はこちら
BOSS DSシリーズ比較
さあDS-2以外にも現行のBOSSのラインナップにはDSシリーズがいくつかでています。
DS-1
まず公式を見てみましょう。
意外とサラッとした歪みのDS初代の1号機です。
まだまだ使えそうですね。
DS-1X
こちらはBOSSが満を持してOD-1とともにサウンドを一新したモデルです。
なんとデジタル回路になっています。
どこのポジションでも理想的なサウンドになるよう、演算してくれているとのことです。
クランチも結構よく、さすがのBOSSといった感じですね。
DS-1とDS-2
実際比較してみると、DS-1のほうが癖がない感じですが、やはりリード時ではこのDS-2のミドルの癖がハマると思います。
ジョン・フルシアンテは両方よく使っているようですが、やはりリード時はDS-2が多いようで、
ジョンフリークはDS-2を導入すべき?ではないでしょうか。
BOSS DS-2まとめ
いかがでしたでしょうか。
またもや今更BOSSの名機をレビューしましたが、ストラト使いやジョンフリークにはかなりおすすめのペダルです。
なんと言っても
- 特徴的なミドル
- キンキンしたハイを抑えてくれる
- どこのポジションでも太い
そんなところが、未だに人気の理由で、ジョン・フルシアンテがリードに使っている理由だと思います。
一時期ナチュラル系の歪みが流行ってボードに組み込まれているところをあまり見なくなった
BOSS DS-2ですが、ジョン・フルシアンテのRED HOT CHILI PEPPERS復活を機に、試してみてはいかがでしょうか?
Boss sd-1の記事も合わせて読んでみてください!
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