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BOSS Space Echo RE-202 / RE-2が同時にリリース!

皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

なんとBOSSのSpace Echo REシリーズがボディ違いで2種類一気にリリースされます。

  • 通常のBOSSコンパクトボディのRE-2
  • CE-1をブラッシュアップしたようなボディのRE-202

コントロールできる部分も変わってくるようなのでどのような違いがあるか掘り下げます!

目次

ROLAND Space Echo-201

re-201

もともとはテープエコーとして発表されたROLAND Space Echo-201。

内部にスプリングリバーブも搭載しており、テープ独特のエコーのよれ感と温かみで親しまれている名機です。

BOSSから2007年に「ツインペダルシリーズ」としてRE-20がデジタル技術で装いを変え再登場して、結構いろんなギタリストの足元に鎮座してましたね。

Space Echo歴史

ここでROLAND Space Echoの歴史を見てみましょう。

  • 1972年:ローランド設立。AF-100、AF-60、AD-50を含む初期のペダルがリリース
  • 1973年:RE-100(リバーブなし)&RE-200スペースエコーユニット
  • 1974:RE-101(リバーブなし)&RE-201スペースエコーユニット
  • 1977:RE-301コーラスエコーユニット; リバーブ、テープディレイ、コーラス
  • 1979年:RE-150スペースエコーユニット(リバーブなし)
  • 1982年:RE-501およびSRE-555(ラックマウントバージョン)コーラスエコーユニット。リバーブ、テープディレイ、コーラス
  • 1988年:RE-3&RE-5デジタルスペースエコーユニット
  • 1990年:RE-201スペースエコー廃盤
  • 2007年:ボスRE-20ローランドスペースエコーRE-201; COSMテクノロジー
  • 2022年:ボスがRE-202とRE-2スペースエコーペダルをリリース

BOSS RE-202

re-202

先述したRE-201と比較すると、ナンバリングからも正式な後継機と言えそうなBOSS RE-202。

比較的大きめなボディで3フットスイッチです。

コントロール

  • SATURATION
  • WOW&FLUTTER
  • MODE SELECTOR
  • BASS
  • TREBLE
  • REVERB VOL
  • REPEAT RATE
  • INTENSITY
  • ECHO VOL
  • MEMORYボタン
  • INPUTボタン
  • TAPEボタン
  • ON/OFFスイッチ
  • MEMORYスイッチ
  • TAPスイッチ

特徴

  • REAT RATEをオリジナルの2倍に拡張
  • オリジナルには存在しない4つの再生ヘッドで12種類のサウンドバリエーション
  • オリジナルのスプリングリバーブを再現
  • HALL/PLATE/ROOM/AMBIENCE のリバーブも追加
  • テープのコンディションをNEW or AGEDから選択可能
  • プリアンプの歪み具合をSATURATIONでコントロール可能
  • テープのコンディションをコントロールするWOW&FLUTTERノブ
  • 入力別の2つのインプット
  • バイパスサウンドをアナログドライスルーとオリジナルのプリアンプシミュレーションの2つから選択可能
  • ステレオ入出力対応
  • 本体に4つまで設定をメモリー可能
  • MIDI接続で127個のメモリーを仕様可能

と、現代的な使いやすさとオリジナルの良さをいい感じに残してる感が伝わってきます。

RE-202サウンド

ともあれ最近のBOSSのデモは力が入ってますね。

いじるところが多いのでクリップのようにデスクでコントロールするのもありですね。

テープエコーほどヨレヨレでもなく、暖かく広がる感じはSpace Echoのイメージ通りです。

BOSS RE-2

re-2

こちらは通常のBOSSコンパクトのボディに収められたモデル。

2軸のつまみが採用されているため、パッと見以上にコントロールできるところは多そう!

コントロール

  • MODE
  • REPEATE RATE
  • WOW&FLUTTER
  • INTENSITY
  • TONE
  • ECHO
  • REVERB
  • CARRYOVERスイッチ

特徴

  • REPEATE RATEはオリジナルの2倍の長さ
  • オリジナルのスプリングリバーブも再現
  • 3つの再生ヘッドを再現
  • 本体のスイッチ長押しでタップテンポ機能を使用可能
  • バイパスサウンドをアナログドライスルーとオリジナルのプリアンプシミュレーションの2つから選択可能
  • ステレオ入出力対応

RE-2 サウンド

当たり前ですが、基本的な音色は一緒ですね。

2台比べてみるとサウンドの傾向の違いがわかるかもしれません。

RE-202 RE-2 違い

一つ一つをみると一目瞭然なのですが、コントロールだけでなく中身も結構差が設けられています。

RE-202RE-2
リバーブ5種類1種類
再生ヘッドのシミュレーション4ヘッド3ヘッド
MIDIコントロール

加えてセレクトできるモード数もRE-2は11、RE-202は12となっています。

BOSS Space Echo RE-202 / RE-2 まとめ

RE-2に関しては少し前からリークがあったようなのですが、いきなり2機種発表されるとは思いませんでしたね。

ボードに組み込みやすいRE-2。

本気のRE-202。

と選択肢が広がるのはいいことですね!

-effector, ディレイ, リバーブ
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