皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
ジャズマスタータイプのボディにテレキャスターのアッセンブルを載せたギターが
なぜかFenderとMomoseから同時期に発表されています。
おそらく偶然なのでしょうがなんとも言えない
ビザールチックな魅力があるこのモデルたちを今回は深掘ってみたいと思います。
目次
MADE IN JAPAN 2021 LIMITED OFFSET TELECASTER
2021年のMade in Japan LIMITED EDITIONです。
2008年にカスタムショップで発案されたアイディアを手に取りやすい価格で発売したラインです。
- アッシュボディ/メイプルネック
- メイプル指板/ローズ指板 21F
- 25.5インチスケール 240ラディアス
- マスターボリューム、マスタートーンコントロール
- Vintage Style Pickup×2
カラーは
- Daphne Blue
- Olympic White
- Fiesta Red
- Butterscotch Blonde
の4種類です。
10万円台で手に入るので手が出しやすいモデルですね。
こういう系のモデルってなぜだかブルー系の色にめちゃくちゃ惹かれます。
Momose Custom Craft Guitar MTM2-LTD
- アッシュボディ2P/メイプルネック
- メイプル指板 22F
- 25.5インチスケール 210R
- マスターボリューム、マスタートーン
- Momose/TWANG50TL ピックアップ
- トップラッカー
カラーは
- BBD (バタースコッチ・ブロンド)
- WBD (ホワイト・ブロンド)
- BLK (ブラック)
- 3TS (3トーン・サンバースト)
の4種類。
ボディマテリアル等はほぼほぼFenderと一緒です。
カラーラインナップが多少違いますね。
Fender OFFSET TELECASTERとMomose MTM2-LTD違い
かなり似通っている両者ですがそれぞれの違いを見ていきましょう。
値段
OFFSET TELECASTERが10万円にギリギリ乗るくらいの価格に対して
MTM2-LTDは20万円を超えるくらいの価格です。
ちょうど倍くらいですね。
塗装
Fender OFFSET TELECASTERはポリウレタン。
Momose MTM2-LTDはトップラッカーとあるので下地はポリウレタンでしょう。
トップにラッカーが吹いてあってもMomoseのギターは塗装が薄かった印象がありますね。
フレット
フレットがMomoseが22Fで一つ多いですね。
なにか特別な理由がない限りここは無いよりあったほうがいい…
ハードウェア
OFFSET TELECASTERはFender純正のものがおそらくついていると思います。
Momose MTM2-LTDはブリッジはDEVISER/DTB-1という傾けて
オクターブをアジャストできるブリッジが付いています。
ペグはGOTOH製、フレットはJESCAR FW9662とパーツ類は文句なしです。
そのあたりの細やかなグレードが値段にも現れているのかもです。
オクターブチューニングなどメイン楽器としてゴリゴリ使っていくならMomoseのほうがいいかもですね!
指板R
ラディアスがちょっとだけMomose MTM2-LTDのほうがきつめです。
オールド(184R)タイプほどではないのでそこまで気にはならないかな。
JM×TL FenderとMomoseまとめ
見渡してみると意外と見るようになったジャズマスターシェイプ×テレキャスターアッセンブリ。
しかし本家のFenderと質実剛健なMomoseから出るという面白さがありますね。
そんじょそこらのビザールギターより確実にしっかりしてると思いますので
一本傍らにおいておきたくなるギターです…