皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
トラディショナルなTSに
- ブーストセクション
- クリッピング選択
- プレゼンス/ミドルをコントロールできるスイッチ
などを搭載したFoxpedal THE CITY V2を今回は掘り下げようと思います。
目次
Foxpedal
2013年にハンドメイドでエフェクター制作を始めたFoxpedalは2018年に買収されました。
あえて「ブティックブランド」と名乗らないことで、手に入りやすさや、納期を守るという姿勢を貫いているようです。
THE CITY V2 スペックと詳細
緑の筐体とツマミ、スイッチの多さでちょっと複雑さを感じるかもしれませんが、コントロールは以下
- LEVEL
- TONE
- DRIVE
- BODY:低音の量を調整
- BOOST:MOSFETでのクリーンブースト量を調整(同社のEbenezerペダルと同様の回路)
というツマミがあります。
BODYとBOOST以外は通常のコントロール。
BODYで低域の量を調節できます。
加えてトグルスイッチが3個
- クリッピング選択:LEDクリッピングとMOSFETでの歪み
- プレゼンスコントロール:高音域のクリッピング追加
- フラットスイッチ:ミッドによりすぎることを軽減するフラットスイッチ
クリッピングは攻撃的なLEDクリッピングとなめらかな質感のMOSFETを選択できます。
プレゼンスはクリッピングが追加され高音域が活性化されます。
フラットスイッチはTS系の特徴であるがゆえのミドルのモコモコさを軽減するスイッチです。
THE CITY V2 サウンド
シングルコイルのプレイです。
あくまでTS系の範疇で強めのオーバードライブくらいの歪み量ですね。
BOOSTセクションも独立して使用することができます。
BOOSTを入れるとゴツッとした質感になるので、ここでBODYやフラットスイッチを併用するとバランスが良さそう。
全体的にバランス感覚がよく、微調整が効くタイプのTS系なのでこれ一台あれば「ブーストは任せろ」といったタイプのペダル感があります。
Foxpedal THE CITY V2 まとめ
たくさんのスイッチ類がありながら、狙いが明確なFoxpedal THE CITY V2。
一つ一つのつまみやスイッチの効果が明瞭なので迷いも少なそう。
やっぱり歪んだアンプの前段に配置するのが良さそう。