皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
2022年8月ヘヴィロックバンドMachine Headの新しいアルバム「Of Kingdom and Crown]
が発表されましたね。
これはMachine Head10枚目のアルバムであり、二人のキャラクターを取り巻くコンセプトアルバムになっています。
それに伴いバンドの中心人物で創設以来のメンバーRobb Flynnの使用機材をまとめていこうと思います。
目次
Machine Head メンバー
- Robb Flynn:Vo/G
- Wacław "Vogg" Kiełtyka:G
- Jared MacEachern:Ba
- Matt Alston:Dr
なかなかメンバーの移り変わりが激しいバンドで、2019年にGのWacławとDrのMatt Alstonが入れ替わりで加入し現在は上のようなラインナップになっています。
創設当時のメンバーは中心人物のRobbのみとなっています。
Machine Head「Of Kingdom and Crown」
コンセプトアルバムになっており、より物語性が重視されたアルバムになっています。
リフやソロにシンプルなものが多くなっており、音楽的にもわかりやすさが増している印象です。
ちなみに中期のラップメタル的なサウンドから今のスラッシュメタルをおしすすめたような音楽性に変化したきっかけの「Through the Ashes of Empires」もおすすめ!
Machine Head Robb Flynn 機材
結構様々な機材を使うRobbですが、見てみると好みの仕様があることがわかります。
ギター
- Epiphone Robb Flynn Love/Death Baritone Flying V
- B.C. Rich Warlock Acrylic Warrior
- ESP Flying V Custom
- Epiphone Matt Heafy Les Paul Custom-7
- Gibson SG Standard Electric Guitar
- ESP F-200B Baritone
- Jackson USA SL1 Soloist
- Gibson Explorer
- Washburn Dime 333 Dimebolt
Epiphone Robb Flynn Love/Death Baritone Flying V
エピフォンのRobbモデルのフライングV。
27インチスケール24Fのバリトンギターになっています。
PUはフロントがEMG-HA、リアがEMG-81。
リアのEMG-81はRobbのお気に入りPUで定番ハイゲインPUですね。
B.C. Rich Warlock Acrylic Warrior
アクリルのワーロック。
一時期ステージでちょこちょこ使っていたようです。
ESP Flying V Custom
27インチバリトンスケール、24Fという仕様にPUがEMG-HAとEMG-81という仕様。
初期から中期くらいまでESPのFlying Vをメインで使っている姿がよく見られました。
Epiphone Matt Heafy Les Paul Custom-7
自身のSNSで投稿されていたエピフォンの7弦。
7弦を持つ姿はRobbにしては結構珍しい。
TRIVIUMのフロントマン、Matt HeafyのモデルをInstagramでRobbが称賛している投稿があります。
Gibson SG Standard Electric Guitar
初期のアルバム「The More Things Change」のツアー中によく見られたGibson SG。
ミュージックビデオでも見られます。
リアのみEMG-81に変えられています。
LTD F-200B Baritone
「Through the Ashes of Empires」のアルバムのメインギターだったESPのバリトン。
フォレストシェイプのものです。
Metallicaのジェイムズヘットフィールドも「St.Anger」の頃、使っていたシーンがありましたね。
Jackson USA SL1 Soloist
ごく初期に使用されていたJackson。
Robbが使用しているギターのなかではフロイドローズのギターは珍しいですね。
Gibson Explorer
「Burn My Eyes」の頃のメインギター。
こちらも初期のギターでEMG-81が載っています。
Washburn Dime 333 Dimebolt
こちらはダイムバックダレルから譲り受けたギター。
一度盗まれたそうですが、現在は戻ってきているそうです。
アンプ
- Peavey 5150
- Peavey 6505
- Peavey 6505+
- Kemper Profiler PowerRack 600W
- Marshall 1960BV
- Marshall 1960B
Peavey 5150
「Unto The Locusts」のレコードでメインに使われてたのがこのアンプです。
初期型の5150はかなりお気に入りであることを話しています。
初期型の5150のファンはメタル界隈では結構いますね。
Peavey 6505
初期のMachine Headのアルバムで愛用していたのが6505。
ヴァンヘイレンとの契約が切れて「5150」の名称が使えなくなって代わりに出たモデルです。
Kemper Profiler PowerRack 600W
最近のライブではKemperも登場。
Peavy系のアンプを使っているとのこと。
キャビ
キャビはMarshallの一般的な1960シリーズを使用していますね。
スピーカーに手が加えられているかもですが、特に触れられてはいません。
エフェクター
- Rockett Pedals 10 Ton Hammer Distortion
- Electro-Harmonix Electric Mistress Flanger/Filter Matrix
- Electro-Harmonix Deluxe Electric Mistress
- MXR Dunlop Jimi Hendrix Classic Fuzz JH-2S
- Electro-Harmonix EH-4600 Small Clone Chorus
- MXR M101 Phase 90
- Line 6 DL4 Delay Modeler
- Boss DD-3 Digital Delay
- Boss NS-2 Noise Suppressor
歪み系のエフェクターはそこまで使っていません。
Electro-HarmonixのElectric Mistressは本人もお気に入りのモジュレーション系ペダルと語っています。
コーラスとフランジャーをミックスさせることができ、フランジャー臭くない揺れを出したり、かなりエグくかけたりとエレハモらしい個性的なエフェクターです。
MXRのPhase90もRobbが長年使ってるエフェクターですね。
Line6のDL4のディレイは最近mk2が発売され結構話題になりました。
機能もだいぶブラッシュアップされています。
BOSSのノイズサプレッサーはメタル系バンドでは定番。
Machine Head Robb Flynn 機材詳細 まとめ
バンドの活動歴が長いだけあって、機材にも相応の歴史が見られました。
しかし基本的なバリトンスケール+EMG81にPeavyのアンプという部分は長く引き継がれていることがよくわかります。(ミディアムスケールのギターも使用しますが)
新たなメンバーでも継続的なアルバムを期待します!