VELTPUNCH(ベルトパンチ)なぜもっと売れないのか不思議なバンド

伸ばした髪 乾いた目を擦っては寿命と「にらめっこ」

陰毛が生える前のあの声には戻らないよ

陰毛ってサラッと歌詞に含めながら、めちゃくちゃポップな質感のギターロックバンド、VELTPUNCHというバンドに付いて今回は書いていきたいと思います。

紆余曲折がありながら、名曲を量産してくれているこのVELTPUNCH!

2020年の4月から3作連続配信リリースがされているようです!

日本の凡百なギターロックバンドよりロックしてるし、詞や存在はシニカルで面白いし、テクニカルだしもっと売れないのか不思議なバンドです。

VELTPUNCHってどんなバンド?

長沼秀典: G/Vo

ナカジマアイコ:Ba/Vo

荒川慎一郎: G

浅間直紀: Dr

1997年に音楽サークルの仲間で結成されたVELTPUNCHは当時、スマッシングパンプキンズのコピーバンドをやっていたそうです。

長沼秀典G/Vo、ナカジマアイコBaの二人は結成以来不動なのですが、3ピースの時代があったり、GとDrのメンバーチェンジが数度あり現在は上記のメンバーになっているようです。

幾重にも重なるギターリフと長沼さんのシニカルでちょっと中2な世界観、リズム隊も結構複雑に絡み合ったりして、カラフルでポップなバンドです。

同時期に某有名4人組ギターロックバンドもいたようなのですが、自分は圧倒的にVELTPUNCHが好きです。

2020年4月に3ヶ月連続でリリースがされるようです。


G/Vo長沼秀典のシニカルさと社会人としての2面性

冒頭の歌詞は「造花の街」という曲のCメロで出てくるのですが、

長沼さんの歌詞にはさらっと「マスターベーション」とか、

こういうワードが出てきます。

こういうちょっと「中二感」を匂わせる要素を散りばめながら、社会人として印刷会社の常務取締役という顔も持っている長沼さんの存在がこのVELTPUNCHというバンドを象徴しているのではないかと思います。

何を持ってして5:05にこんなオチをつけたのか…

その二面性を考えるとき、VELTPUNCHの活動は当たり前ながら

売れる売れない

というただ一つの要素から切り離して考えるところにありそうです。

「表現したいこと」「ビジネスマン」の2つと

「中二感」「ポップさ」が絶妙のバランスで釣り合っているVELTPUNCHというように考えると、

また「中二感」と「ポップ」さは相反するものではないので、「表現したいこと」と「ビジネス」の関係もそこに尽きるのかもしれません。

これからも期待だぞVELTPUNCH

そう考えると、ある種バンドマンの理想形、しかも一昔前の「100万枚売って左うちわ」的な考え方ではなく、着実に音楽活動を続け収益を上げていくという形に近いのではないかと思います。

もちろんファンとしてはもっと知名度も上がり頻繁に新譜を聴きたいとも思うのですが、

VELTPUNCHのマイペースな活動でながーく聴いていたいなと思います。

最後に自分が一番好きなVELTPUNCHの曲を

このアルバムの2曲目、いいですねぇ

それでは!

-V, ミュージシャン
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