皆さんこんにちはmasa BLIK itoです。(@masabliks)
エフェクターボードを使用している皆さん、パワーサプライは何を使っていますか?
現在各メーカーからも多種多様なパワーサプライが発売されていますが、どれを選べばいいのか正直わからないところが多いですよね…
そんなパワーサプライ事情に終止符を打つべくmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)がおすすめするエフェクターボードに最適なパワーサプライを挙げたいと思います!
ぶっちゃけVoodoo lab しかないと思っていますが、最近まで国内代理店がおらず日本に入ってきていなかった期間があったんですよね。
ちょっと前にYAMAHAが代理店をつとめてくれたおかげで最近また日本にも出回るようになりました。
なのでそのおすすめと、アダプターを介するパワーサプライの弱点を挙げていきたいと思います。
そんなこんなで行ってみましょう。
目次
フリーザトーン、Strymonのパワーサプライの欠点
まずこの画像を覚悟してみてください…
私の管理不足ももちろんあるのですが、ケーブルのこのぐちゃぐちゃさ…
エフェクターボードをひとまとめにして、あと電源ケーブルを挿せばいいだけの方式にしたくてこんな感じになってしまっているのですが、
コンセントボックスを裏に固定する必要があるのです。
なぜかと言うと、使っているフリーザトーンPT-3DとStrymonのOjai R30は本体とは別に、専用のアダプターを使用しないと給電できないからなのです。
本体の軽量化のためかはわかりませんが、結局アダプター介すのでちょっとユーザビリティが低いなと思ってしまいます。
私は一度機材を失った時期があるのですが、そこから復活する際にエフェクターボードのパワーサプライを通常通り探しました。
昔はVoodoo labのPedal Power 2というパワーサプライを使用していましたが、知らないうちに国内代理店がいなくなっており、販売がされていなかったのです…
仕方なく、上記の2つを導入し今のようなボードができてしまいました…
Voodoo labパワーサプライのおすすめする点
しかしながら!我らがYAMAHAがめでたくVoodoo labの国内正規代理店をつとめてくれることでめでたくVoodoo lab Pedal Power のラインナップが日本に入ってくることになりました!
Voodoo lab Pedal Powerラインナップの共通のスペック
アイソレーション
Voodoo lab Pedal Powerはすべてのアウトプットが完全に絶縁された状態になっているため、歪み系とデジタル系のエフェクターをつなげてもノイズ面で問題がありません。
トロイダルトランスフォーマー
各アウトプットに極小ノイズのカスタムトロイダルトランスフォーマーを搭載しているということで、こちらもノイズ対策です。
リニア電源
スイッチング式は小型にできますが、リニア電源にこだわりノイズ排除にこだわっています。
Voodoo lab Pedal Power 2 Plus
こちらは前に使っていたものとほぼ同じなのですが、8つのアウトプットがあり、12Vに変換できるアウトプットもあります。
さらに便利なところがACアウトが付いているためここに消費電流が高いマルチなどの電源をつなぐことができます。
一番の重要ポイントは電源ケーブルを挿せば使えるということと、私が使っているペダルトレインのエフェクターボードに非常に親和性が高いところです。
本当に、アダプター介さなくていいというのは便利です…
基本的に電流は100mA~250mAなので昨今の大容量系の空間エフェクトなどにはこのACアウトから別に給電する必要があるようです。
VooDoo LAB Pedal Power 4X4
これがいちばんおすすめパワーサプライです。
Voodoo labのパワーサプライのフラッグシップですね。
8アウトプットが完全独立しており、内部温度を感知するファンまで搭載されているそうです。
電流は100mV~400mVまで対応しており、DSP付きのデジタルエフェクトなどにも対応しています。
Voodoo lab Pedal Power 2のようにACアウトはついていないようなのでこれは気をつけなければなりません。
12Vのアウトもあり、対応している歪み系エフェクトを電圧高めで鳴らすとヘッドルームが広がって面白いかも知れません。
エフェクターボードの裏側の整理に導入したいと思っています…!
エフェクターボード、パワーサプライ問題まとめ
やはりエフェクターボードにアダプターを介するパワーサプライは煩雑になってしまって私はおすすめしません。
多少重くなってもノイズ面などから考えてもケーブル一本でなんとかなるVoodoo labのパワーサプライ、おすすめです!