皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回はギター関係のギアなのかどうか難しいところですが
除湿機
のレビューです。
冬にレビューした加湿器の話題とともにQOLも増す上、
逆に今までこんなにギターのネックに負担をかけていたんだなと思うくらい、ネックが安定したのでこれはかなりおすすめです。
目次
ギターのために除湿機を導入した背景
ギタリストなら言うまでもなく夏と冬の湿度の差によるネックの保護が第一ですよね。
自分自身なんか二の次です(?)
冬に加湿器を導入したとき、ギターのネックが安定したことから
やはり夏も除湿して湿度を一定に保つことが必要だと感じました。
冬の場合感想からギターを守らなければなりません。
ギターと加湿機の記事は下においておきますね。
除湿機がない状態の室内とギターのネック
部屋に湿度計をおいているのですが、除湿機がない状況でエアコンもつけない状況だと70%前後
ひどいときは80%を越えたりしています。
乾燥していると順反り、湿気が多いと逆反り方向にネックが動きやすく感じています。
このあたりはギターによっても動き方には違いがあるかと思います。
冬と夏のネックで全くトラスロッドをいじらない状況だと0.1mm~0.3mmくらいか
場合によってはもっとネックは動くかもしれません。
またエアコンの除湿や冷房を気にかけつつ結構つけていたのですが、自分の部屋とエアコンのパワーでは70%をなかなか下回らない状況でした…
除湿機を稼働すると
これがすごい
つけて小一時間位でドレくらい水が貯まるのかなーと見ていました。
一時間後タンクから水を捨ててみたら
ザバーっと
びっくりです。
空気にこんなに水が含まれているって実感するとちょっと怖い…
1階で10畳ほどの部屋にギターを置いているのですが
湿度も60%台をキープしているためギターにも安心。
やはり45%から60%くらいの湿度が人体にもギターにも心地よいようです。
除湿機とギター注意点
これも当たり前だと思いますが、除湿機から出る空気はカラッカラの空気が出ているため、ギターに直接当てないように注意したほうが良いですね。
ちょっと怖い。
除湿機の種類
除湿機には大きく分けて3つのタイプが有るようです。
コンプレッサー式
デシカント式
ハイブリッド式
以下のような特徴があります。
消費電力 | 騒音 | メリット/デメリット | |
コンプレッサー式 | 少なめ | 多め | 電気代が安くすむ |
デシカント式 | 多め | 少なめ | 室温が上がる |
ハイブリッド式 | 室温による | 室温による | いいとこどり |
コンプレッサー式除湿機
コンプレッサー式はエアコンの除湿と同じで室温を冷やして湿気を水滴にして除湿します。
コンプレッサーを動かすため、音は少々大きめになる傾向があります。
デシカント式除湿機
デシカント式は乾燥剤で湿気を除去する仕組みです。
ヒーターを使用して湿気を取るので、冬場でも使えるという利点がある反面
夏場は室温が上がりやすいという欠点や電気代が少々かさむというデメリットもあるようです。
ハイブリッド式除湿機
室温によってコンプレッサー式とデシカント式を切り替えて使い分けるため万能です。
機能が増えるので高価になりがちというデメリットがあります。
ギタリストの僕が導入した除湿機
僕が導入した除湿機はコンプレッサー式の結構安価なものです。
冬は乾燥に困っているくらいなので除湿機は使わないことと
16畳ほどの部屋に対応しているので広さ的にも十分使えるのでこのアイリスオーヤマのものにしました。
タンクも8時間に1回位かえれば良いので十分かな。
ギタリストと除湿機まとめ
そんなこんなでもうしばらく使って追記してもいいかなとも思うのですが
とりあえずは買ってよかった除湿機。
やっぱりトラスロッドをできるだけいじらないでおきたいかなーと思っているので
これで部屋の湿度を60%前後にキープできればギター的にも肉体的にも良さそうです。
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