皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回はちょっと前の製品ですがDitto X2 Looperのレビューです。
先に出ていたDittoはTC electronic性のミニペダルで省スペースに組み込めるルーパーでしたが、
どうしてもフットスイッチがひとつなために操作感にあと一歩のなにかが欲しいと感じていました。
Ditto X2 Looperはループを重ねるフットスイッチの他にもう一つのフットスイッチに欲しい機能を割り当てられるのですが、
ストップ機能にするのがまあ一般的かもしれませんが、
これがあるとないとでは、操作感が大違いです。
バンドの効果音的に使用する場合、パッと音を切れないと困るため、X2を導入しました。
それではいってみましょう!
目次
Ditto X2 Looperの機能
実際のDitto X2 Looperの機能をザーッと見ていきましょう。
ポイント
トゥルーバイパス、アナログドライスルーで原音変化が最小
非圧縮24bitオーディオ
5分のループタイム
undo/redo機能
PCから取り込んだ音源も再生可能
とノーマルのDittoにもあった機能は引き続きあります。
またインアウトは完全にステレオ仕様になっており、
L,Rそれぞれにイン・アウトがあります。
Dittoとの違い もう一つのフットスイッチの便利さ
やはりサイズが大きくなったことによるもう一つのフットスイッチがあることで直感的に操作可能になっています。
小さいDittoではループをストップしたり、消去したりするのに2度踏みや長押しが必要なのに対し、
Ditto X2 Looperでは右側のスイッチに「Stop」を割り当てることが出来ます。
これだけでもかなり直感的に操作できるようになっていると思います。
Stopの他にも
・リバース
・1/2速度再生
という機能を割り当てることが出来ます。
結構使い所は難しいけど、シューゲイザー的な楽曲でリバースの音をバックで流していたりしても面白いかもしれない…
ルーパーそのものをリズミックに使わずに効果音的に使ったりしていたので、
ボリューム奏法+ディレイでアタックを消してふわっとさせたりっていうのが、リバースだと比較的簡単に雰囲気が出ます。
Ditto X2 Looperの欠点
欠点というほどではないかもだし、見ればわかるのですが、
ノーマルのDittoの潔いまでのミニサイズ感はボードの余ったところにポンっと組み込むことができる気軽さがあったのですが、
やはり大きくなったことで、ボード的には何かの代わりに入れたりする必要が出てくるかもです。
このサイズのエフェクターは最近逆にあまり見ないから、余計に大きく感じるのかも…
Ditto X2 Looper レビュー まとめ
そんなこんなで今更ながらのDitto X2 Looper レビュー でした。
今は結構多機能なルーパーも出ていたり、ディレイユニットにルーパー機能が付属されていたりしますが、
単体でルーパーを持っていると直感的に使えたり、他のエフェクターとの組み合わせも出来たりと、面白い効果が期待できます。
また、練習にちょっと利用するのも良いんじゃないでしょうか!
いまは4トラックの大きなDittoも、テンポに合わせてくれる(!)Dittoも出ているようですね!
テンポに合わせてくれるのは魅力!