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FULLTONE 69 mk2 FUZZ ゲルマニウムファズをレビュー

皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

ゲルマニウムファズが現在手元になく(厳密にはFUZZ FACTORYがあるのですが)

やはり一台手元においておきたく、今回FULLTONE 69 mk2を購入しました。

ボリュームの追従性もよく、やはりいいFUZZです。

目次

FULLTONE 69 mk2 スペックと詳細

FUZZ FACEの進化系のペダル69。

  • VOLUME/FUZZ/INPUT/CONTOUR コントロール
  • 内部にBIASトリム有り
  • 厳選された2つのゲルマニウムトランジスタ
  • ファットでハーモニックなサウンド
  • ギター本体のボリュームに追従してクリーンサウンド
  • パワーサプライを使う場合、センタープラス

公式の紹介は上のような感じ。

自分の69に載っているゲルマニウムトランジスタはNKT275ではなさそうです。

といっても自分はそこにこだわりがないので出音がイメージ通りだったら問題ありません。

INPUTつまみでピックアップからの出力の具合により歪み具合をコントロールできます。

ギター本体のボリュームを絞ったときのクリーン具合も同様にコントロールできます。

CONTOURはミッドレンジのハリや倍音を調整するつまみで、あげていくと音がマッチョになっていく感じです。

内部のトリマでクリッピングの対称性やハーモニクスを調整できるとありますが、結構微妙な効きで、FUZZのつまみが高いとそこまで大幅な変化が感じられなかったです。

パワーサプライを使う場合、アイソレートされたものでセンタープラスの極性のケーブルを使わないと作動しません。

FULLTONE 69 mk2 音色

fulltone69-b

実際の音色をのちにのせます。

まとめると以下のような感じです。

  • FUZZらしさを失わず、ポジション問わず使いやすい
  • INPUTつまみがあるためギターを選ばず使える
  • クランチやクリーンが◎
  • もっちりとしてゲルマニウム感ありのドライブサウンド

VeroCityのMarshall1987プリアンプモデルに通したインプレッションを。

まずFUZZ FACE系のペダルなのでポテンシャルを発揮するには入力をギター直後にする必要があります。

バッファーなどの影響を受けると、ボリュームなどで繊細なコントロールができなかったりします。

INPUTは右側がデフォルトで、左側に回していくとINPUTボリュームがおちていきクリーンめのサウンドになります。

VOLUMEは普通のFUZZ FACEより多少余裕があり大きめとなってます。

なのでクランチにしたアンプをプッシュするような使い方ができます。

基本音色はシルキーで、ギターのボリュームをあげていくとソロなんかで気持ちが良い音色。

絞るとこちらもいい感じのクランチ。

ベルトーンがいやらしくカリカリしすぎず、バランスが取れています。

ボリュームがどの位置でもナチュラルな音色で、このペダルのクランチもメインに使いたいくらい。

CONTOURはこの個体がそうなのか結構プリプリとしているので絞りきってすっきりめのほうが好みです。

FUZZ FACEはギターのボリューム設定がキモ

やはりFUZZ FACE系のペダルなので、ギター本体のボリュームでの微調整がペダルの美味しさを引き立てます。

自分はFUZZツマミをMAXか4時(FULLの一歩手前)くらいの位置にして、ギターのボリュームで歪み具合を調整するようにしています。

  • 2~3でクリーン
  • 4~6でクランチ
  • 7~9でドライブ

というような感じでギターとペダルだけでかなり多彩な音色が出せます。

ギターのボリュームを10まで上げるとかなりブーミーになって使い所が限られる音色になるのはFUZZ FACE系には結構共通するところだと思います。

しかし、この暴れ具合の魅力ももちろん捨てがたいのも確かです。

Q4 2021 NUX Jamming Contest に69とVeroCityで参加しました

Q4 2021 NUX Jamming Contest にVeroCity一九八七とFulltone 69の組み合わせで参加しました。

VeroCityの一九八七はMarshall1987のエミュレーターで強く弾くとちょっと歪むくらいのサウンドにしています。

69は

  • INPUT5時(絞っていない状態)
  • CONTOUR10時
  • FUZZ(5.5時Full一歩手前)
  • VOLUMES(12時)

くらいの設定で弾いています。

FUZZとINPUTの設定、ギターのボリュームやピッキングで本当にいろいろな表情が出るため弾いてて楽しいですね。

CONTOURもドンシャリになりすぎないよう調整できるためFUZZだけでなく、クランチでも使えるサウンドだと思いました。

最初のクリーン目の音は結構ギターのボリュームを絞って、後半の歪みはギターのボリュームを8くらいまであげています。

10まであげてしまうと結構潰れてしまうので8か9くらいだとコントロールしやすくなりますね。

FULLTONE 69 mk2 FUZZ レビュー まとめ

まだ手元に届いて浅いのでポテンシャルを出し切ってはいないのですが、さすがのFULLTONE。

まとめるところと暴れるところのメリハリがさすがです。

丁寧に作られているFUZZなので最初の一台でもぴったりです。

70との比較レビューもどうぞ!

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FULLTONE ‘70-BC FUZZ レビュー!シリコンで万能なファズ!69との違いも徹底解説

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