皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
ギター演奏中に本体のボリュームをよく操作するギタリストにとってボリュームPOTのトルク(回転の硬さ)って結構気になるところだと思います。
またPOTはどうしても消耗品的な部分もあるため、「手に入りやすく、ある程度安価」であることも必要になってきます。
いくつか試したうちぼくが気に入ったPOTを上げてみようと思います。
目次
POTのガリについて
まず長らく使ってなかったり、また使い込みによってPOTにガリが出てくる場合があります。
内部を洗浄したり、抵抗部分をならしたりして寿命を長くすることはできるのですが、一度ガリが出るとどうしても再発の可能性が消しされなかったりします。
そのため僕の場合、ガリが出たらそのPOTの寿命と考えてすぐ交換してしまいます。
ボリューム奏法や、ボリュームを絞ったクリーンを多用する場合、曲の静かな部分でガリが出てしまうと結構致命的に目立ってしまったりします。
このあたりの考え方は結構いろいろあるので、ぜんぜん洗浄でうまくいく場合もあるかもです。
POTの抵抗値とカーブについて
現在ストラトタイプのギターがメインのためノーマルな
- 250kΩ、AカーブのPOT
を使っています。
カーブによってボリュームの効き方が変わってくるので、Bカーブを試すのもありですが、まんべんなくいろんなポジションを使用する場合はAカーブがオススメです。
また使っているギターのPOTが
- ミリ規格
- インチ規格
なのか気をつけていきましょう!
またヘソありPOTとなしのPOTがありますが、耐久性だけ見るとヘソありはどうしても微妙なゴミが入りうる構造なのか、なしのものよりガリが少しだけ出やすい傾向がある気がします。
おすすめPOT
次からおすすめのPOTをあげていきます。
そのまえにイメージとして、トルクに結構違いがあり
- PRSタイプ
- ノーマルCTSタイプ
ではトルクに大きな違いがあり、CTSタイプでは硬すぎ、PRSタイプだとやわらかすぎてちょっと触れただけでボリュームが変わってしまったりします。
ESP BOURNS POT A250k
今のところこのPOTがかなりマッチしています。
- サウンドハウスなどですぐ手に入る
- リーズナブル
- CTSほど硬すぎず、PRSほど柔らかすぎないトルク
まずトルクがちょうどいい!
柔らかさをウリにしているPOTは結構それゆえに「柔らかすぎる」ことが多いなか、これはバッチリ。
また価格が安く、すぐ手に入るのも◎
耐久性も結構あります。
SEYMOUR DUNCAN YJM High Speed Volume Pot 250k
こちらはイングヴェイのPOT。
こちらも柔らかめのPOTとなっています。
- ESPのものに比べて
- ちょっと高い
- ミリ規格のみ
ショップで安定的に出品されていない
という部分で候補落ち…
EVH Custom High Friction Pot 250k
こちらはエディヴァンヘイレンのPOT。
柔らかめがウリですが、上と同じく
- 結構高い
- 手に入れられづらい
という点でYJMと同じく候補落ち。
MONTREUX EXC Basic - Custom CTS A250K
モントルーがセレクトしたCTSのPOT。
一時期流行った「クライオ処理」がされています。
超低温で処理することで音質が向上するとのことです。
実際、POTだけを比較することってほぼ無いのでほんとに効果があるのかはわかりません…
POTの抵抗値の誤差のほうが影響が大きそうですね。
プラシーボ的な安心感はありますね。
これは
- 手に入れやすい
- 価格もお手頃
なのですが
- トルクがちょっと硬め
なため、ESPのものに軍配が上がりました。
ちょうど良いトルクのPOTを探し求めていた話 まとめ
結果おすすめはESPのBOURNS POTでしたが、まだまだ当たり前のように色んな種類のPOTがあるのでおすすめあったらぜひ教えてください!
特に消耗品と考える場合、手に入り安さがポイントだったりするのでそこも考えながらのセレクトでした。
そもそもギター本体のボリュームを演奏中に頻繁にいじらない場合、そこまでトルクに気を使わなくてもいい場合もありますしね。
そのほかのPOTの話もぜひ!
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【ストラトカスタマイズ】SSHギターのPOT 250KΩ?500KΩ?どちらがいい?
ギターのPOTの話です
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500KΩにするとレンジは広くなったような気もするのですが
結局250KΩのボリュームをつけることにしました続きを見る