みなさんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。
最近You Tubeのホリエモンチャンネルにハマっています笑
最初のホリエモンをよく知らないときは、極端な発言をしてひとの興味を引くだけのような印象があったのですが、
掘り下げていくとそういうところもただの一要素で非常に一貫性があって、論理的でわかりやすい内容を語っている人であるという印象に変わりました。
今回その堀江貴文という人の「多動力」という本を読んだ印象を自分自身でも記しておきたくてここにまとめようと思います。
kindle unlimitedなら無料で読めてしまうのでお得感があります。
この本はまさに自分がバンドをやっていた若いころにもっとこの思考で動いていればさらに良かったなぁと思うと同時に、
いままさに自分の心が躍る方向に踏み出そうとしている自分に大いに重なる内容でした。
ぼくが受け取った端的な内容は
「あらゆるジャンルの壁が壊れている世界では一つの分野にしがみつくことなく、あらゆる手段で(さらに心が動く方向へ)価値を生み出していくことが唯一無二の存在になる方法だ」
というものです。
なのでこのブログの目的の一つである過去の自分に語りかけると言ったようなつもりで
自分なりにこの「多動力」の内容をギタリスト、バンドマンに落とし込んでみようと思います。
目次
腕を上げるべき?ネットを使うべき?今のミュージシャン、バンドマン
さて現在のギタリストやバンドマンが直面する大きなチャンスとともに問題として立ちはだかるのが
「なんでも自分でやることができる」という点だと思います。
故に行き詰まりやすく思考停止しているミュージシャンがまさにぼくでした。
腕を磨くことに集中すべきか、ネットを使ったりして営業活動を取り入れていくべきかといった問題や
バンドたるものライブがかっこよくなくては話にならない!
という考えもあると思います。
ライブで名を挙げていく?
一、二昔前は
ライブで名を挙げ~メジャーの新人発掘などの人に声をかけられて~メジャーデビューをして~売れていく
といったようなバンドドリームのようなものがあり、それに乗るのが当然のような発想がありました。
ぼくらがバンドを行っていたときすらその考え方はちょっと古いと言われていましたが、
なかなか閉鎖的なバンドマン環境では漠然と
「まず良いライブをするべき」
というようなイメージが蔓延していました。
そうすればいずれ… というような到底具体的ではない成功へのロードマップでした
もちろんその時期でもきちんと自分たちをマネージメントして上手にマネジメントしているミュージシャンもいるとは思いますが、
なかなか旧態依然とした雰囲気はぬぐいされるようなものではなく、
少なくともぼくらはその考え方で「今は売れなくてもしょうがない」と右往左往していました笑
現在のミュージシャンのネット事情
現在ではマテウスアサトやトムミッシュのようにSNSをうまく利用して自らのブランディングを高めているソロアーティストが次々と素晴らしい音楽を届けています。
今はネットやSNSだけを利用するだけではなく、ネットを使ったライブやyoutubeの配信、音源のサブスクリプションに加えて、このようにブログなどで自分の考え方を伝えることができます。
DTM系の機材やプラグインも10年前に比べて飛躍的に安くなりました。
自身の曲のクォリティを上げていくことも随分用意になりました。
その組み合わせを考えるだけでもミュージシャンだけでなく一個人としてさまざまな面白い組み合わせが出てくると思います。
副業や本業というくくりもむしろ古く、別のキャッシュポイントを持っているミュージシャンも多くそれを隠さないことでむしろ、
その経験を面白く語ることで唯一無二の存在であることをブランディングしています。
ポルカドットスティングレイのボーカリストの雫さんという方はゲームクリエイターであることを公言しており、
そのユニークさで両方の需要を高めていると言えるでしょう。
ミュージシャンこそその垣根を捨ててみよう
このことからSNSにせよyoutubeにせよ1つの発信方法にわざわざ限定してしまうのは結局本質は一、二昔前の考え方と同じだといえます。
ぼくの結論は「なんでもやってしまおう」ということです。
自分にも言えることですがもっと面白いと思えることを突き詰めていくこと、それを組み合わせていくという能力がミュージシャンなら特に必要とされている能力だと言えます。
また「なんでも自分でやることができる」ということについて、自分がやらなくていいことに関しては、
クラウドワークスなどのサービスでいくらでも外注に出すことができます。
youtubeなどをするときに効率の悪さを感じたら編集を外注に出すミュージシャンyoutuberもどんどん出てきました。
ぼくはかつてなんでも自分で演ることが作品に命を宿すという思いから
全てのパートを自分で演るべき→苦手なことが億劫になる→作品の完成がどんどん遅れる
という負のスパイラルに陥るという愚かな体験をしました笑
現在は上記のようにプロダクトとして発信すること自体は非常にスピード感を持って行うことができます。
それに本業が他にあるミュージシャンがその経験を語ることで唯一無二の視点から音楽を語ることもできます。
尻込みすることなくどんどん心が向く方向のことを行っていきたいし、行くべきだと思いました。
今こそ偏ったギタリストが稼ぐべき!
「多動力」を読んでまとめ
そんなこんなでぼくが堀江貴文さんの「多動力」を読んでバンドマン、ミュージシャンである昔の自分に語りかけるつもりで書いてみました。
堀江貴文さんに関してはさまざまな見地から意見を持っている人が数いると思いますが、
ミュージシャンやバンドを経営として考えるときに一度読んでも損などはまったくなくと思います。
皆さんの話もぜひ聞かせてくださいね!