皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Ibanezのメタルギターを象徴するIRON LABELというシリーズのギター/ベースが装いが新たになり再登場しました。
ロゴもデスメタルっぽくて気合が入っとる…!
ギター3種、ベース2種となっています。
Ibanezで根強い人気があるアイスマンシェイプのものもラインナップされており、マットブラックがカッコいいモデルです。
目次
Ibanez 新IRON LABEL ギター 共通スペック
- Wizard II-7/5pc Maple/Walnut スルーネック(7弦モデル)
- Wizard III/5pc Maple/Walnutスルーネック(6弦モデル)
- Okoume ボディ
- エボニー指板 24F ジャンボフレット
- 25.5インチスケール
- 弦間ピッチ:10.8mm
- PU:DiMarzio D-Activator
5ピースのスルーネック構造にOkoume(オクメ)ボディというのが特徴的です。
オクメボディは結構最近みるようになった材ですが、基本的に明るめのサウンドでレンジの広さが特徴のようです。
ベースにも採用されているのも見ますね。
ダウンチューニングなどの低域の再現性にもこだわりが見られます。
ロングスケールでエボニー指板、24Fという幅広いジャンルに対応するスペック。
工場出荷時のチューニングは1弦からD/A/F/C/G/D/A(7弦モデルのみ)
というチューニングとなっており、ノーマルチューニングから1音下げがデフォルトとなっています。
ICTB721
アイスマンシェイプの7弦モデル。
Mono-rail bridgeというフィックストタイプのブリッジが採用されています。
こちらは各弦独立構造なのでサドルの前後の調整幅が広く、音響特性も良いそうですね。
PUはDiMarzio D-Activator 7弦用モデル。
直流抵抗値が11.4KΩほどでそこまで高いわけではなく、Dimazioハイゲイン系PUとしてはむしろ低いほうかもしれません。
ローが引き締まっており輪郭がクリア、さらにレンジも広めでDimazio独特の中域もそこまで感じられないモデルですね。
このモデルだけ、Gotoh製のロック式ペグが使われております。
下の2本はロック式トレモロだからというのもありますね。
アイスマンシェイプはSystem Of A Downのダロンがステージで好んで使っていることが思い出されます。
XPTB620
X型のいかにも「メタルギター」なシェイプのモデル。
こちらは6弦のものです。
ボディのインパクトもさることながら、リバースヘッドにもなっています。
ロック式トレモロの「Edge-Zero Ⅱ bridge」が採用されています。
ペグはGotoh製ですが、ロック式ではありません。
XPTB720
こちらは7弦バージョン。
ほぼ弦以外は620と同じ
これ系の変形ギターって持ってみると角の部分は体に触れないのでけっこう見た目より小さく、取り回しが良かったりするんですよね。
Ibanez 新IRON LABEL ベース 共通スペック
- Okoume ボディ
- Ebonol指板
- MR5ブリッジ
- 25.5インチスケール
- PU:Bartolini BH2
5弦ベースの2本ですが結構2つともスペックが違います。
指板はEbonolという合成樹脂素材。
エボニーの代替として使用されることが多いようですが、ギター用がエボニー指板ということを考えると、音的にEbonolを採用している可能性もありますね。
PUはBartolini製。
SRM625EX
マルチスケールの5弦べース
ネック:SRMS5 for Multi Scale5pc Maple/Walnut
ミディアム:24F / 35.5-34スケール
チューニングはノーマルの5弦で5弦がBになっています。
ネックはボルトオン。
BTB625EX
こちらはノーマルの5弦ベース
ネック:BTB55pc Maple/Walnut w/Graphite reinforcement rodsスルーネック
ミディアムステンレスフレット:24F(+0F) / 35スケール
こちらはスルーネック構造でステンレスフレットが採用されています。
マルチスケールではないですが、ブリッジは上のものと同じ。
0Fが採用されており、さらにこちらはステンレスフレット。
なにげにどちらが上というわけではなく、結構方向性そのものを変えているのでサウンドも結構違いそうですね。
Ibanez 新IRON LABELシリーズまとめ
マットブラックというカラーになんともくすぐられてしまう新IRON LABELシリーズ。
ギターはわりかしシェイプで選んで大丈夫そうですが、ベースは微妙な違いで差別化を図っているのが面白かったです。
とはいえ、シンプルな構造なので直感で選んでも目論見違いということはそんなに起きなそうですね。
アイスマンシェイプのギターはやっぱりかっこいいなー!
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