皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
前にIchikaさんモデルのQシリーズICHI10を取り上げました。(下に記事を載せておきます。)
ヘッドレス、新デザインのブリッジ、ピックアップも新開発という新しいQシリーズ。
今回はそのQシリーズ他の5種類のモデルを見ていきたいと思います。
目次
Ibanez Qシリーズ
- ボディ:ニャトー(モデルによってはトップ材が変化する)
- ネック:ローステッドメイプル/ブビンガ(6弦モデルは3pc、7弦モデルは5pc)
- スケール:25.5インチ/24F
- フレット:Jescar EVO Gold frets
- ブリッジ:Ibanez Mono-Tune bridge
- Custom string lock:ナットの上部でロックする構造。
- PU:Q58(6弦用ハム)、Q58(7弦用シングル)、R1(シングル)
全モデル共通のスペックは上のような感じ。
ボディトップ、ネックのピース数とピックアップ配列がモデルによって変化します。
中低域が豊かでレンジが広めのニャトーボディが基本としてボディ材に使用されています。
ネックは6弦モデルはWizard Cというシェイプでブビンガとローステッドメイプル3ピース。
7弦モデルはParallel Wizard-7で5ピースになっています。
Jescar EVO Gold fretsは銅、錫、鉄、チタンの合金で、ステンレスフレットとニッケルシルバーの中間くらいの硬度になるようです。
音色と耐久性のバランスが良いフレットのようです。
ブリッジは現在徐々にシェアを増やしている独立タイプ。
ナット側のロックはシンプルな構造で、専用弦などを必要としません。
ピックアップはハムもシングルもアルニコでパッシブとなっているため、ルックスの割にナチュラルな音色なようです。
Qシリーズ各モデルの違い
QX
全フレットが8度角で均等に傾斜して打たれています。
ファンドフレットのように扇状になっているわけではないですね。
タッピングやスラップなどをする現代のギタリストが高めの位置でギターを構えることから、指の傾きを考えてこの角度になっているとのこと。
6弦モデルがSSH、2Hの2種類で、7弦モデルが2Hの1種類になっています。
Q
こちらは従来のようにストレートにフレットが打たれているタイプ。
2HとSSHの2種類がラインナップされてます。
Ibanez Qシリーズ 各モデル
各シリーズの詳細を見ていきましょう。
Q52
フレットがストレートに打たれた、6弦2Hモデル。
オールニャトーボディでQシリーズのスタンダードなモデルですね。
Q54
こちらもスレットストレートで、6弦になっており、SSHのPU配列モデル。
オールニャトーボディです。
このモデルだけブラックとグリーンの2種類があるようです。
QX54QM
6弦、SSHのピックアップ配列。
フレットが斜めに打たれたタイプです。
ボディはキルテッドメイプルトップ、ニャトーバックというバリエーションです。
QX52
6弦、斜めフレット、2Hでオールニャトーボディというモデル。
シンプルなスペックで斜めフレットの威力を試したいギタリストには良さそう。
QX527PB
7弦、斜めフレット、2Hが基本ハードウェア。
ポプラバールトップにニャトーバックボディで、見た目的に結構インパクトがあるモデル。
ブラウンの見た目も高級感があります。
Ibanez Qシリーズ音色
特に斜めに打たれたスラントフレットがこのフォームでは弾きやすそうですね。
さらにボディバランスもよく、軽そう。
Ibanez Qシリーズ まとめ
シリーズが一気に発表されると把握するのにちょっと時間かかったりしますが、狙いが明確なので混乱しないで把握できます。
値段も20万円を切るあたり、かなりリーズナブルなラインナップになっているのが◎
斜めフレットの弾き心地も結構気になりますが、ストランドバーグらへんとの作りの違いなども含めて試してみたいですね。
個人的にIchikaモデルとQ54のグリーンはレトロっぽい見た目がして好きです。
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