皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
アナログアンプシミュSansAmpに象徴的なペダルを組み合わせたSansAmp Character PlusシリーズがTech21から登場します。
ミニマルな構成とボディでかなり便利に使えそうなモデルです。
目次
SansAmp Character Plusシリーズ
4機種一気にリリースされます。
- Screaming Blonde:Fender-style + Tube Screamer-style
- English Muffy:HiWatt-style + Big Muff-style
- Fuzzy Brit:Marshall-style + Fuzz Face-style
- Mop Top Liverpool:Vox-style + Rangemaster Booster-style
2008年に発表されたSansAmp Characterシリーズは名アンプたちをアナログでモデリングしたペダルたちで、当時結構話題となってましたね。
今回のSansAmp Character Plusシリーズはアンプ部にキャラクターつまみがついて、各年代やモデルごとの音色を再現。
さらにコンパクトペダルを組み合わせることができます。
アンプ部分は完全2chとなっており、そこにペダルが組み合わさるイメージ。
Screaming Blonde
コントロールは
- Fenderアンプ部分:VOL A、VOL B、HIGH、MID、LOW、CHAR A、CHAR B、DRIVE A、DRIVE B
- TS部分:LEVEL、TONE、OVERDRIVE
Fenderアンプを2ch+TSペダルというイメージ。
CHARつまみは
- 12時未満でブラックフェイス、シルバーフェイスくらいのクリーンなFenderサウンド
- 12時でより低域、中域、高域が整ったブロンドカバーのFenderサウンド
- 12時を超えるとミッドレンジが強調された、ツイード期のFenderサウンド
- フルアップでリードにも対応するサウンド
となります。
TS部分は
ハイエンドとミッドレンジをTONEで調整できます。
CHARつまみでミッドのレンジを調整して、Fenderの各時期の特徴を再現でき、ドライブ感をTS部分でコントロールする形ですね。
ENGLISH MUFFY
ハイワット+ビッグマフなENGLISH MUFFY。
コントロールはScreaming Blondeと一緒。(BigMuff部分の歪みのコントロールだけSUSTAIN)
CHARつまみ
- 12時未満でクリーンでクラシックなHiWattスタイル
- 12時付近でWhoスタイルなHiWattサウンド
- 12時を超えるとギルモアサウンドなハイミッドが強調されたサウンド
- フルアップでは「配偶者またはリードシンガーが敷地から逃げ出す可能性があります」とオフィシャルにあるように笑 かなりやかましい感じになるようです。
BigMuff部分のTONEは60年代に基づいたTONEとなっています。
FUZZY BRIT
Marshall+Fuzzfaceなジミヘンになれちゃうモデル。
例によってコントロールは
ペダル部のドライブコントロールのみ「FUZZ」となっています。
CHARつまみは
- 12時未満でBluesbreaker、JTM45スタイル
- 12時付近でPlexiサウンド
- 12時を超えると70年代Marshall
- フルで「完全に11になる」とのこと笑、改造Marshallくらい歪むのでしょうか。
Fuzzface部分はローパスフィルターのToneがあり、ミッドに影響することなくハイをカットできます。
MOP TOP LIVERPOOL
VOX+Rangemasterな構成。
このペダルだけペダル部のコントロールが違います。
- HIGH SHIFTボタン
- MID SHIFTボタン
- BOOST
という構成。
アンプ部分のCHARもAとBでちょっと違った挙動をします。
CHAR A
- 12時未満でトップブーストが9時に設定されたくらいのODサウンド
- 12時付近でクラシックなブリティッシュドライブサウンド
- 12時をすぎるとトーンが明瞭になってよりクランチするODサウンド
- フルアップだとよりプッシュされたアルニコスピーカーのハイがパチパチした音がでるようになる
CHAR B
- 12時未満でトップブーストが3時位の低域と高域が強調されたクリーンなサウンド
- 12時位でクラシックなミドルがプラス
- 12時過ぎでウーマントーン的なさらにミドルが足されたサウンド
- フルアップでロー~ミッドがブーストされたAC30スタイル
Rangemaster部分は
- 2つのスイッチでレンジを決定
- BOOSTつまみは時計回りで最大12dbのトレブルブースト
- 反時計回りで最大12dbのミッドレンジブースト
ができるようになっており、よりマッチしたブースト具合になるように調整できます。
SansAmp Character Plusシリーズ まとめ
以上SansAmp Character Plus、4機種でした。
さすがTech21という緻密で使いやすそうなモデルが多く、面白い試みです。
SansAmp PSA-2.0やFly Rigもこの手のボディでギグバック一個に入れられるような小さくてツボをついた製品がおおいですね。
-
【新製品】TECH21 SANSAMP PSA-2.0がフロア型になって再登場!【NAMM】
皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks) 今回はTECH21 SANSAMP PSA-2.0について書いていきたいと思います。 ...
続きを見る