皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
多機能ながらうまくまとまったデバイスが印象的なSOURCE AUDIOから多機能ブースター、ZIOが発表されました。
- 4モード
- トーン切り替え
- バイパスモード切替
などなどブースターに求められている機能を一台でこなしてしまいそうなモデルです。
目次
SOURCE AUDIO
プログラマブルなグラフィックEQや多機能ディレイ、リバーブなどライバルが多いラインナップでも品質と使いやすさで確実にポジションを築いているSOURCE AUDIO。
最近は歪み系のペダルも積極的にリリースしだしており、今回のZIOでも同社のこだわりを感じさせる仕様となっています。
SOURCE AUDIO ZIO 詳細
最初に書いたように
- 4つのモード
- 3つのトーン切り替え
- 高品質Burr Brownオペアンプ
- フットスイッチアクショントグルスイッチ
- チューナーアウト
などの機能があります。
ZIOの名前の由来は
Z:インピーダンス
I:イン
O:アウト
という意味があり、ギターのハイインピーダンス信号を受け取ってハイファイでローノイズなBurr Brownオペアンプで暖かさと明瞭さを維持したトーンを出力するというコンセプトから名付けられたようです。
ZIOの4つのモード
- JFET:高品質なJFETを使用したモード。真空管アンプの入力に似た動作
- LOW-CUT:低域がマスキングされてしまうときに効果的なモード。ブーミーさを解決する
- STUDIO:「Pultec Trick」にもとづくスタジオミキシングトーン。ローミッドが団子にならないようカットされ、中高域をわずかにブースト、低域は自然な形にハイパスされているという洗練されたモード。ODの後段でもうまく作用するモード。
- E-PLEX:エコープレックスのようなオールドスタイルのFETバッファーブースト回路
STUDIOの「Pultec Trick」とはダンゴになりがちなローエンドをカット、ミッドレンジのアーティキュレーションを追加して明瞭さを加えるスタジオテクニックで、それをZIO単体で再現しているとのこと。
ZIO TONEモード
ZIOのTONEモードはギターのシールドの長さを簡易的にシミュレートするものです。
- BRIGHT
- MED
- DARK
の3モードで真ん中のMEDで15ft(4.57m)くらいの静電容量を想定しており、BRIGHTにすると最も高域が出、DARKでだんだんと静電容量が高まって、トーンが落ち着いていきます。
ZIO スイッチアクション
SWITCHモードを切り替えることでフットスイッチを押したときに
- BYPASS
- MUTE
を選択することが出来ます。
チューナーアウトを併用しているときに便利かもですね。
SOURCE AUDIO ZIO サウンド
とてもナチュラルな音色。
これだけモードがあるので、ハム/シングルやアンプにどこかはマッチするようになっています。
こちらのムービーでは各モードの詳しい音色がさらに追い込んでわかるようになっています。
JFETモードはちょっとブライトになりつつ、前に出てくるイメージ
LO-CUTは不自然にカットしているわけではなく自然にローを抑えてくれます。
STUDIOは 弾かないと分かりづらいかもですが、前に出てる割に甘さもあっていいですね!
E-PLEXはちょっと歪みが乗っていい具合に音を甘くしてくれます。
SOURCE AUDIO ZIO まとめ
SOURCE AUDIOのイメージって
「抑えるところを抑えた高品質さ+適度な楽器としての柔らかい姿勢」
という部分がここでも見られて、音楽的な多機能さがつまっていると思います。
ZIOもハイファイながら音楽的で非常に気になりますね。
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