みなさんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。
ギタリストにとって歪みの次にこだわりだすのはディレイのペダルだったりしませんか?
ディレイの気持ちよさにはギタリスト誰もが一度はハマったことがあると思います。
Eventide TimeFactorは2007年の発売から10年以上もの時間が経っているにも関わらず、
そのクォリティは未だに最新のディレイペダルたちに引けを取らない、
むしろ未だに最高峰の位置を脅かされていないと言ってもいいかも知れません。
圧倒的高音質、多機能なディレイペダルの歴史はこのEventide TimeFactorが作ってきたと言っても過言ではありません。
そんなディレイペダル、Eventide TimeFactorを今回は紹介してみましょう。
目次
Eventide TimeFactorのスペック、機能
Eventide TimeFactorの特徴はなんと言ってもまず、ディレイが2系統独立して入っており、
これを組み合わせて複雑で美しい反響を得ることができます。
考えられうることはほぼできる?Eventide TimeFactor
2系統のディレイはタイム・フィードバック・レベルをもちろん独立して操作することができるため非常に様々なセッティングができます。
またモードも本当に様々あり、本体のみでもちろんタップテンポを決めることもできます。
ルーパーとして使用することもできます。
また完全ステレオイン・アウト、アウトプットのインピーダンス切り替えスイッチなど思いつく機能はほぼ入っていると言って良いでしょう。
Eventide TimeFactorのモード数
純粋なディレイのタイプとしては19タイプのディレイがあります。
基本とも言える「Digital Delay」は本当に美しい反響音です。
クリアすぎるという意見があったりもしますが、微妙な汚れを足すようなつまみもあるので、耳に痛くて深いということはありません。
あと、「Reverse」ディレイが2系統足すと、とてもディープでリッチな音色となり、とても気に入っていました。
Eventide TimeFactorの弱点
ものすごく多機能で音質に対して何も文句がないEventide TimeFactorでも、いくつか使いづらいなーと感じるところがありました。
アダプタが使いにくい
Eventide TimeFactorのアダプタはセンタープラスタイプで、プラグピンが2.5mmという本当にあまり見ないアダプタを使用しています。
これが非常に不安感があり、「もし忘れたらどうしよう」とか「断線したらどうしよう」といった不安が拭えませんでした
まあスペアを用意しろよという話なのですが、ツアーなどである程度点々とライブハウスを回るときに、
アダプタを忘れただけで致命的なことになる可能性があるので、そこは改良されればなあと思っていました。
階層が深すぎて、操作感が難しい時がある。
細かい調整をするときには多機能ゆえか階層をほっていくのが大変だったりします。
これもまあシンプルなディレイをインスタントに使いたければ問題なく使えるので、程度問題ですけどね。
フットスイッチの耐久度に疑問?
これは初期不良だったのかも知れないのですが、フットスイッチの接触の問題か、フットスイッチが反応しない時があり、保証期間内だったので対応して交換してもらったのですが、
2台目も同じような症状が出てしまったため、使用するのが少し怖くなってしまいました笑
当時ギターボーカルをやっていたのですが、ディレイで色づけるような曲のときにディレイがつかなかったり、切れなかったりして焦ってダンスのようにTimeFactorを踏みまくりました笑
Eventide TimeFactor まとめ
いかがでしたでしょうか。
いろいろな使い勝手の問題はありましたが、Eventide TimeFactorは音色としては未だに一級品であると言えます。
現在はH9にEventide TimeFactorのアルゴリズムを受け継いでおり、操作もスマートフォンなどで行えるためデメリットも随分解消していると思います。
フットスイッチに関してもググっても同じ症状の人はあまりいなかったので、ぼくだけかも知れません笑
H9も発売してからだいぶ経っていますが、かなりの需要があるようでいろいろなギタリストの足元に入っていますね。
こちらも機会があれば試してみたいものです。
それではmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)でした。