皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
正式に日本での販売が開始されたVALETONのエフェクター。
やはりコスパに関して眼を見張るものがあります。
今回は一体型ペダル/マルチエフェクターとも言える、DAPPER INDIEというペダルを掘り下げようと思います。
TECH21のフライリグにインスパイアされたようなこのペダル。
しかしながらかなり使いやすそうで、サウンドイメージも実は結構違ってそうな構成。
目次
VALETON DAPPER INDIE
エフェクトが5セクション、コンパクトペダルを5つ並べたようなルックスのVALETON DAPPER INDIE。
チューナーも搭載しており、詳細は下のようになっています。
詳細と特徴
- ドライブ、ファズ、モジュレーション、ディレイ、エコーの5つの基本エフェクト
- PHONEアウトにはCABSIM搭載
- チューナー搭載
- サイズ(mm):320×65×42
- 650g
大まかには上記のような機能になっており、アナログとデジタルの複合デバイスとなっているよう。
サイズも相当コンパクトでギグバッグに一つ入れて行ける手軽さがウリですね。
DAPPER INDIE 各エフェクト
TUNER
一般的なチューナー。
音にすれば出力がミュートされるとのこと。
INDIE DRIVE
名前からもUSインディーやオルタナを想像させるドライブ。
アンダーグラウンドロックンロールシーンをイメージしたサウンド。
コントロール
- LEVEL
- BASS
- TREBLE
- GAIN
FUZZ WALL
アグレッシブなファズの壁を作ることができるドライブサウンド。
ビッグマフ系のサウンドのようです。
コントロール
- VOL
- LOW
- HIGH
- FUZZ
LIQUID FX
CHORUS、PHASER、TREMOLOの3種類を切り替えられるモジュレーション系エフェクト。
コントロール
- DEPTH
- RATE
ECHOES
ANALOG、TAPE、REVERSの3タイプから選べるディレイ。
フットスイッチを押しっぱなしにするとタップテンポが有効になります。
コントロール
- DELAY
- REGEN
- TIME
AMBIENT
ROOM、HALL、PLATEの3タイプから選べるリバーブ。
フットスイッチ押しっぱなしでエフェクトトレイルのON/OFFを切り替えられます。
残響を残してOFFにするのか、エフェクトOFF時にバチッと切ってしまうかをチェンジできるということですね。
コントロール
- REVERB
- TONE
- DECAY
PHONEとCABSIM
PHONEアウトには通常でCABSIMを介して出力されます。
ここから直接インターフェイスやPAに直接出力することもできるとのこと。
VALETON DAPPER INDIE サウンド
INDIE DRIVEは名前によらず守備範囲が広そうな歪み。
基本はジャキっと系のレスポンスが良い感じでドライブの幅も結構広いです。
FUZZはさらにリードで使っても良さそうですね。
ビッグマフ系というだけあって、ディストーション寄りとしても使える感じです。
空間系も過不足なく使えるサウンド◎
基本はどれもクリアなサウンドなのでクセがなくて良いですね。
VALETON DAPPER INDIE まとめ
機能をよく見てみるとTECH21のFLYRIGとはちょっと違ったクセがあっておもしろいペダルです。
あえてINDIEと名付けるのがサウンドを象徴していますが、イメージではそれより守備範囲が結構広い感じがします。