皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
エフェクターボードのパワーサプライといえば安定した人気を博していたPEDAL POWERですが、最近は各メーカーの努力により少し押され気味だった印象もあります。
しかし新製品PEDAL POWER X8が発表され、VOODOO LABパワーサプライファン(?)がにわかに沸き立っています!
目次
PEDAL POWER X8 特徴と詳細
- ハイブリッドDCトランスフォーマーと完全なアイソレーションでゼロノイズ
- 従来のパワーサプライより小型で軽量
- 8系統のアウトプット:9V、500mA、最大2A
- サイズ:140×70×25(mm)
- 重量:約250g
ハイブリッドDCトランスフォーマーとアイソレーション
従来のVOODOO LABはノイズ対策に各アウトプットに、カスタムトロイダルトランスフォーマーが使用されており、ノイズをカットしています。
PEDAL POWER X8はハイブリッドDCトランスフォーマーという方式を採用。
各アウトプットを完全に独立型にし、すべてアイソレーションされておりノイズを気にせずにプラグインできます。
リニアレギュレーターとフィルター
スイッチング式の電源は小型で軽量になるのですが、ノイズが発生しやすいくなります。
リニア電源はどうしても大きく、重量も重めになる傾向にあるようです。
PEDAL POWER X8に搭載されたあらたなリニアレギュレーターは
- ローノイズスイッチング電源
- アナログのリニアレギュレーション回路
- 数段階に設置されたポリマーとセラミックキャパシタのフィルタ
という回路を使い軽量化とローノイズ化を両立しています。
サイズと重量
PEDAL POWER X8の重量は約250g。
同じく8系統出力の以前のモデル、Pedal Power 2 Plusは152×86×44、910g
大きさも重さもだいぶ軽減されています。
ただ従来のモデルのような電圧をいじれるツマミなどはないようです。
さまざまなパワーサプライ
現在ぼくが使っているパワーサプライはFender Engine Room lvl8 というもので、8系統+USB2系統出力できる結構大きめのタイプです。
電源ケーブルが直に挿せるタイプのパワーサプライなので省スペース化はできるのですが、トランス内蔵のため、1478gあります。
だいぶ違いますね…
一番良いのはアダプターを使用しなくても良い点で、電源ケーブルを直挿しできる点です。
しかしかなり重くなるのが難点ではありますね。
自分はアダプターをなるべく減らして機動力を上げたいと思ったので、パワーサプライの重さは諦めてアダプターがないものを選びました。
パワーサプライの記事は下にも載せておくので良ければ参考にどうぞ!
PEDAL POWER X8 まとめ
パワーサプライの老舗、VOODOO LABのPEDAL POWER。
だいぶ痒いところに手が届く仕様になっていると思います。
軽いものでもアウト数が少ないと、アダプターがかさばったりするので8アウトあればそこはクリアできます。
あとは用途によって使い分けるのもぜんぜんありですね。
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