皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回紹介するバンドは
The World Is a Beautiful Place & I Am No Longer Afraid to Dieというバンドです。
曲も長尺のものが多く、メンバーも流動的で画像のようにたーーくさんいるこのバンド
最近のエモリバイバルの火付け役と言ってもよく
非常に叙情的で物語のような楽曲は「エモファン」からすればどストレートと言えるでしょう。
そんなThe World Is a Beautiful Place & I Am No Longer Afraid to Dieというバンドを今回は見ていきましょう!
目次
The World Is a Beautiful Place & I Am No Longer Afraid to Dieのメンバー
現在のメンバーは
メンバー
- Josh Cyr :bass, keyboards vocal
- Steven Buttery:drums, percussion
- Chris Teti :guitar, trumpet
- David Bello :vocal
- Katie Dvorak :keyboards, vocal
となっています。
過去のメンバーもさまざまですね。
2018年にバンド創設期のメンバーであるThomas Diazがなくなってしまったという悲しいニュースがありました…
バンド創設期のメンバーは現在Josh Cyrのみのようですね。
略歴
The World Is a Beautiful Place & I Am No Longer Afraid to Dieはアメリカのコネチカット州で2009年に結成されました。
2013年に初のフルアルバム「Whenever, If Ever」をリリースし以降高い評価を得ています。
最新作は2020年にリリースしたシングル「In Circles」です。
作品
2015にバンドがリリースしたFormlessnessというアルバムを紹介したいと思います。
バンドの初期の音源の再録などが入っているアルバムです。
特に#2のクリーンなギターから始まって一気に爆発するカタルシスから
急激なる終わりと、目まぐるしい曲です。
非常に観念的な詞とヘロヘロなボーカルが非常に定型的なエモっぽい雰囲気を醸し出していますが
手数の多いマッチョ感のあるドラムや折り重なるギターが特異さも同時に匂わせます。
キーボードが入る楽曲も多く、非常に多くのトーンが重なって複雑な印象を与えますが
結構構成はシンプルだったりして、そこが耳を惹く要因になっているとも言えますね。
この「January 10th, 2014」という曲では2013年にメキシコで起きた「バス運転手射殺事件」がモチーフになっていると言われています。
「Diana,the Hunter」と名乗る女性が性的暴行容疑者のバス運転手を私刑ににより射殺し「彼らが我々に敬意を示さないのなら、我々は独自の方法で尊敬させるようにする。」
という声明を出し
ある種英雄的に持ち上げられた部分もある事件でした。
MVでも最後、男が弓に射られるシーンで幕を閉じます。
もちろん賛否はあるでしょうが、非常に象徴的な曲でもあります。
展開が多く長さを感じさせません。
このアルバムは各楽曲が流れるように繋がっており、一つの物語のように楽しめます。
The World Is a Beautiful Place & I Am No Longer Afraid to Dieというバンド まとめ
エモリバイバルの火付け役とも言えるこのバンド
楽曲や歌詞、その観念的な部分も含め、非常に「純度の高いエモバンド」と言えると思います。
こういうバンドは急激に燃え尽きたりするので永く続いてほしいと切に願います…