みなさんこんにちはtc electronicsのBONAFIDE BUFFERを愛用しているmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。
ミニマムサイズのセットにしても、スイッチャーを入れるくらいならコンパクトをもっと入れたい。
という偏った(?)思考のもと直列派です。
今回はそんな直列派の諸兄もスイッチャーを使う方々もエフェクターボードを組むに当たり、
一度は考えるべきバッファーの話です。
僕が使っているBONAFIDE BUFFERに関しては非常にナチュラルで気に入って使っています。
では順に見ていきましょう!
目次
そもそもバッファーって何?
ギターやベースにおけるバッファーとはそもそもパッシブの信号(通常のピックアップ)を強くするためのものです。
通常パッシブのギターから出た信号はハイインピーダンスという外部からの影響を受けやすい非常に弱い信号です。
それをローインピーダンスという強い信号に変えるためのものがバッファーです。
EMGなどのピックアップを使っていたり、アクティブタイプのベースを使っている人はそもそも信号が強い状態であるローインピーダンスである状態であることが多いですね。
各メーカーから出ているバッファーはギターの音域に特化しているものだったり、
ナチュラルをうたっていたり、なにかに内蔵されていたりと色々なタイプのバッファーが販売されていますね。
バッファーを入れるメリット
なんといっても音質変化をおさえられるということです。
僕のように直列で使っている人などはエフェクターをオフにしてもトゥルーバイパスのエフェクターやバッファードされるものが混在したり、
最初のエフェクターに入るまで5~6メートルのシールドを引き回すことになります。
そうすると相対的に高域の輝きが削られていくことが多いです。
その音質変化を抑えることを目的でボードに入れるのがバッファーです。
BONAFIDE BUFFERの利点
僕が使っているBONAFIDE BUFFERは非常にナチュラルな音質です。
すべてのエフェクトをオフにしてボードにつないだときの音と、
アンプ直にした音になるべく違いがないという視点で見れば非常に優秀なバッファーです。
BOSS系のペダルを入れてもあのちょっと癖のあるバッファーの変化も抑えられている気がします。
あと、電源が万が一外れても自動的にトゥルーバイパスの状態になることもいいですね。
つまみなどもなく設定する手間もありません。
BONAFIDE BUFFER内蔵のPolyTune 3
チューナーにすでにBONAFIDE BUFFERが入っているというスグレモノが出ていますね。
ポリチューンのチューナーとしての精度も結構高いそうですね。
しかしぼくは自分用にプログラムしたチューニングを使い分けたりするので、ソニックリサーチのチューナーしか使いません。
バッファーは諸説あったり環境も様々ですが、ぼくは単体のバッファーを持っておくことをおすすめします。
チューナーに内蔵されているものもありますが、どちらかの機能を妥協する場合が多かったりするのでそこも考慮すると良いでしょう。
このチューナーはストロボ式なのでどれくらいずれているのかもわかりやすくおすすめです。
バッファーを入れるデメリット
バッファーによってはナチュラルをうたっていても音質が硬めだったりするものもあったりします。
またボードや狙う音質によっては信号の劣化=音質の劣化ではなかったりするのがおもしろいところです。
なのでハイを落ちつけたい人やすべて通した音を基準に音作りしている場合バッファーをいれると気に入らない音色になる場合もあります。
BONAFIDE BUFFERまとめ
そんなこんなでバッファーについてまとめてみました。
積極的に音を変えるものではないので導入していないっていう人もいると思います。
しかし「どうもヌケが悪い」というようなことがバッファーを入れることで一気に解決したりするので、一度は試す価値ありです。
ぼくが使用しているBONAFIDE BUFFERはもちろんおすすめで、ナチュラル派は導入すべきとすら思っています(笑)
いろんなバッファーが出てるので、自分のボードをもちこんで色々試すのもありです。
もしより良いバッファーなどあれば教えて下さいね~!