皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
ライン録音のさきがけとも言えるSANSAMPの初期型SANSAMP CLASSIC。
5年前に発売が止まっていたようですが、この度新しくなって再登場しています。
デモプレイもあるのですがドライブペダルとしてもプリアンプ的にも使えるペダルとして知られていますが
現代的なシーンでも使えることがデモからもわかる上、これがかなり良さげ…!
目次
SANSAMPの系譜
ギターようで言えばこのSANSAMP CLASSICの他に
- GT-2
- PSA-1
というようなラインナップが長らく定番として君臨していました。
GT-2はより歪みに特化したモデルで、ぼくも長らく使っていました。
PSA-1は2.0として現代版にブラッシュアップされたモデルとして発売されていますが
ラック版としてレコーディングでドラムに通したりするほど入れ込んでいるエンジニアもいたりする名器です。
2.0になって驚くほどコンパクトになりました。
SANSAMP CLASSIC コントロール説明
ツマミ部分
- PRESENCE DRIVE:プレゼンス部分だけでなく中高域の歪み具合のコントロール。
- AMP DRIVE:説明書にはパワーアンプのコンツァーとありますが、一般的なドライブつまみに近いいつまみ。
- OUTPUT:アウトの音量。後のムービーでは上げると多少ローが膨らむようです。
- HIGH:後段のハイEQ。ムービーではドライブにも影響することがわかります。
インプット位置のスイッチ
- LEAD:Marshallタイプ、中高域を強調した音色
- NORMAL:MESA BOOGIEタイプ
- BASS:Fenderタイプ
ディップスイッチ
- Mid-Boost 1:ミドルブースト、2よりも高いところのブースト。
- Mid-Boost 2:1よりも若干低い周波数のミドルブースト。
- Low Drive:ONでフラット、OFFでハイパスフィルターが作動。
- Clean Amp:ONにすると歪みが減ってクリーンになる。
- Bright Switch:AMP DRIVEが低めのときのブライトスイッチ。高めのときは変化が分かりづらい。
- Vintage Tubes:ONにするとタッチがソフトになる。
- Speker Edge:最後段でのプレゼンス。ONにするとブライトになる。
- Close Miking:ONにするとオンマイクにしたようなローが足される。
各ツマミが影響しあっているのが若干難しさを感じさせますが。
もとの音色が気持ちの良い音色なのでつまみで音を作ってディップスイッチで追い込んでいくのが良さそうです。
Low DriveだけハイパスのON、OFFが逆のイメージなので注意が必要かもですね。
SANSAMP CLASSIC サウンド
Do As Infinityの大渡亮さんがでもプレイされてます。
Xoticのストラトタイプで基本の音色は小気味好いドライブサウンド。
各ツマミのサウンドの変化も丁寧に解説してくれています。
基本的なペダルの音が結構決まっているので、ギターと先につなぐアンプ等によって追い込んでいくスタイルですね。
しかし、昔のClassicはこんなに良い感じだったかな…
現在のMarshall系ペダルの先取りしすぎサウンドで全然引けをとっていません。
素晴らしい音色◎
SANSAMP CLASSIC まとめ
5年ぶりにリニューアルされて発売されたSANSAMP CLASSICの記事でした。
カートコバーンも使っていたり結構古なペダルですが、現在でも全く遜色なく戦える音色であることがわかります。
ていうか、何週かしてSANSAMPの偉大さにみんな戻ってきたのかも?
PSA-2.0といい、もっとうまく宣伝すればみんなもっとほしいサウンドだと思うのにちょっともったいないですね笑
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