皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Fenderの新しいエレアコ THE AMERICAN ACOUSTASONIC シリーズに
- ストラトキャスターシェイプ
- テレキャスターシェイプ
- ジャズマスターシェイプ
3種類のモデルが出揃って非常に魅力的になってきました。
最初シェイプだけの違いかと思っていたら
各モデルごとに結構違いがあり、興味深いのでまとめました。
目次
Fender THE AMERICAN ACOUSTASONIC とは
スペックと機能
- FenderとFISHMANが共同開発したアコースティックエンジンでサウンドを切り替えたりブレンド可能
- Stringede Instrument Resonance System(SIRS)テクノロジーで迫力とナチュラルさを両立
- Fishmanアンダーサドルトランスデューサー、Fishman Acoustasonicエンハンサー、Fender Acoustasonic Noiselessピックアップの3種類のピックアップ搭載
- 快適なプレイアビリティを確保したボディコンター加工
という特徴があります。
ソリッドボディとそんなに差がない厚みのボディに芯材などが入っていないフルホロウのボディーです。
ネックとフレット
どのモデルもボルトオンジョイント、22Fのネックです。
ナット幅は42mm、指板Rは12インチとチョーキング時の音づまりも出にくいRです。
コンター加工
右手を置くところにどれもコンター加工されています。
身体にマッチする形状です。
ピックアップ
- アコースタソニック・ノイズレス・マグネットピックアップ:ボディトップに搭載された通常のエレクトリックと同じようなPUです。ジャズマスシェイプだけハムバッカータイプのものが搭載されています。
- アンダーサドル・トランスデューサー:エレアコのピエゾPUタイプのものです。ブリッジに搭載されています。
- アコースタソニック・エンハンサー:ボディの振動を感知するようのPU。ボディをリズミックに叩くようなスラム奏法にも対応しています。
USBポートから充電して連続20時間ほど使用できるようです。
ピックアップで拾った音色をデジタル加工して出力できます。
サウンド
公式のサウンドサンプルです。
そんじょそこらのエレアコより全然アコースティックの音がしてますね…!
モデリングぽさも聴いてる限りない…
ボディトップをタップする奏法も自然に聴こえます。
ホロウボディの響きを拾うPUと他のPUのミックスの威力がすごい。
シェイプごとの違い
- ジャズマスシェイプはハムバッカータイプのマグネティックPU搭載
- テレキャスシェイプはコアトップ、コリーナバック&ネック材の限定モデルあり
- ストラトシェイプはココボロボディ(トップ、バック、サイド)ホワイトリンバネックモデルあり
というような形です。
ジャズマスシェイプの表面積大きめなボディはアコースティックの鳴りの面でもふくよかさがありそうですね。
Fender THE AMERICAN ACOUSTASONIC まとめ
最近のFenderの広告などの力の入れようを見るとかなりの推し具合な
Fender THE AMERICAN ACOUSTASONIC。
スペックを掘っていくとそのポテンシャルにさらに気付かされます。
MIYAVIさんのセッションも!
実物のボディもアコースティックとしてもエレクトリックとしても良くできており
従来のエレアコよりもっと「アコースティックとエレクトリックの中間」としての
存在感をきっちり出していると感じます。