インキュバス A Crow Left Of The Murder ギター機材徹底解説 【群れから離れたカラス」

皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

Incubus、聴けば聴くほど美味しいサウンドで、前回の記事から私自身結構ヘビロテです。

今回はそんなIncubusが他の有象無象のラウドロックなバンドとの差別化を決定づけた「A Crow Left Of The Murder」というアルバムについて書いていきたいと思います。

「群れから離れた一羽のカラス」と名付けられたとおり、Incubusが決定的に当時のはやりの「ラウドロック」ではない独自の路線を突き詰めた素晴らしい作品になっています。

それでは見ていっていきましょう!

目次

Incubusメンバー変遷

Incubusは1991年の結成から共に活動していたベーシストのアレックスと袂を分かち、

2003年にThe Rootsのギタリストであった、ベン・ケニーがベーシストとして参加しました。

PRSのギターにMESA BOOGIE RectifierのギタリストにWarwickのベースという当時の黄金の組み合わせから、ベンが加入しよりオーガニックなサウンドが増えました。

たしかベンはこのころレイクランドを使用していたようです。

ピック弾きでも弾いているようで、そのあたりもサウンドに変化があったようですね。

レイクランドをサウンドハウスで見る

Incubus 「A Crow Left Of The Murder」のサウンド

まずはA Crow Left Of The Murderのアルバムを早速見てみましょう。

1曲は一聴するとラウドなリフとボーカルのブランドンの美麗なボーカルという基本的な方法論は変わらないように思えますが、

ギターの質感などは従来のPRSの感じとは違って聴こえます。

この頃からギターのマイク・アインジガーはシングルコイルのギターにハマっていっているようで、

ステージでもジャズマスターやシンラインなどを使っている姿が多いですね。

2などはあまりIncubusで聞かなかったテンポで新鮮です。

このようなバリエーションが増えたことで、このA Crow Left Of The Murderというアルバムが「おもちゃ箱」のようなカラフルさをもって聴く人に印象づけているのだと思います。

4などのバリエーションはMorning Viewの方向性を突き詰めたような、メロディ重視の楽曲です。

こういう曲を持っているのがIncubusの強さですね~。

7などはマイクの素晴らしいリードも聴ける上、遊園地のアトラクションのような次から次へと場面が変わる楽しい曲です。

9も同じように、マイクのプレイヤーとしての技巧やアイディアが花開いている楽曲と言っていいでしょう。

どうやって曲作りしているんでしょうか。

Incubus A Crow Left Of The Murderまとめ

いかがでしたでしょうか。

ギタリスト的に見ると、Incubusのこの「A Crow Left Of The Murder」というアルバムは見どころが非常に多いアルバムだと思います。

Incubusっぽいと言われていたバンドは数多くも、このA Crow Left Of The Murderのような雰囲気を出すのは至難の業だと思います。

Incubusはライブで見ても、楽曲・技術ともに素晴らしいため見ごたえがありますね~

そんなIncubusのA Crow Left Of The Murder、

ぜひ聴いてみてください。

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