hide PSYENCE レビューと機材【X JAPAN】

皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

1998年5月2日にhideさんが亡くなってから22年が経ちました。

しかしそれだけ日にちが経っても古く聴こえない、おもちゃ箱のような傑作「PSYENCE」を紹介していきたいと思います。

masa

思い出補正だけではなく、このカラフルさはあまり類を見ないよね

1996年に発表されたこのアルバムはhideのソロワークの2枚めとして発表されました。

次に発表されたソロの「Ja,Zoo」と、hideが組んだバンドZilchのセルフタイトルアルバム「Zilch」のアルバムは残念ながら彼が亡くなったあとの発表なので、

PSYENCEが純度100%のhideサウンドとしては最後のものともいえます。

そんなPSYENCE見ていきましょう。

目次

hide PSYENCEのサウンド

まずはアルバムを見てみましょう。

個々の楽曲のクォリティはもちろんながら、途中に差し込まれるインタールードがカラフルな楽曲をまとめ上げてまさにおもちゃ箱のような雰囲気を出してくれています。

1.PSYENCE

9.OEDO COWBOYS

12.Cafe Le Psyence

16.ATOMIC M.OM

など映画のように映像が出てきそうです。

ちなみに9は「小さな侍のからくりが十手を持って沢山走っているシーン」をイメージしているそうです。

たしかにそんな感じがしますよね。

実際に楽曲も2、4、10、14などヘヴィなもの

シングルも含めて

6、8、11、13、15などポップだったりパンキッシュだったりするもの

3、5など独特のポップセンスと豊富な世界観を見せてくれるものだったりと、

かなりバリエーションに富んでいるのに、まとまりがないことなど全く無く、

hideのセンスに驚嘆します。

ちなみにこのアルバムが出た1996年ころはオルタナやヘヴィロックがアメリカなどでも隆盛を誇っていたこともあり、

このPSYENCEでもヘヴィな楽曲が結構目立ちます。

それでも聴きづらいこともなく、まとめ上げているのはメロディや歌詞一つ一つの言葉選びだったりするのでしょう。

さすがですね。

hideの機材

ギターを見てみましょう。

ギター

ポイント

  • hideのトレードマークであるモッキンシェイプのMG
  • Fender Artist Series Jeff Beck Stratocaster
  • Gibson 1959 Les Paul Standard

などをギターとしては使っていますね。

MGはレコーディングではエフェクトを掛けた音で使用されたとのことで、殆どはレスポールを使用したと聞いていますが、要検証です。

アンプ

ポイント

  • VHT Classic パワーアンプ
  • HIWATT CUSTOM HAIWATT 100 ヘッド
  • ENGL SAVAGE 100 ヘッド
  • Hiwatt 4x12 キャビ
  • Marshall 4x12 Cab with V30 speakers キャビ

エフェクト

ポイント

  • T.C.ELECTRONIC TC2290
  • Guyatone FLANGER
  • BOSS OD-1
  • DEGITECH WHAMMY
  • Vox V846
  • Tech 21 SansAmp Classic
  • SANSAMP PSA-1
  • DEGITECH GSP-2101

などを使用しています。

DEGITECH GSP-2101などは1994年発売なのに、真空管入りプリアンプ、エフェクターで未だに市場に見られるほど人気の機種です。

サポートギタリストKIYOSHI、PATA

PSYENCEのツアー「PSYENCE A GO GO」ではX JAPANの相棒PATAとhideの盟友media youthのKIYOSHIがサポートしています。

特にピンク髪のhideとオレンジ髪のKIYOSHIのコンビネーションはビジュアル的にもインパクトがあります。

KIYOSHIモデルのFERNANDES MY-115Sはなんと言っても形がかっこいい!

hideもKIYOSHIはそうなのですが、DEGITECH WHAMMYペダルをかなりうまく使うギタリストだと思います。

ツアーPSYENCE A GO GOのライブアルバムも出ています。

hide PSYENCE まとめ

いかがでしたでしょうか。

未だに色褪せないぜひ聴いてほしいhide PSYENCE。

こんなにバリエーションが有るのに一貫性があってなおかつサウンドもかっこいい。

稀有なhideが作った傑作アルバムです。

ぜひ触れてみてください!

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