皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回はCENTAUR系歪みの中でも大人気Sunfish Audio Lycorisのタメシビキ!動画レビューをしていきたいと思います。
タメシビキ!とは確かな技術と、ギターイノベーション大学( @GIU_Salon)など先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、youtubeなどでも大人気のギタリスト山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutubeチャンネルです。
CENTAURに近い歪みも出せながら、更にブラッシュアップしされていてアンサンブルの中で抜けやすい音も作りやすそうなLycoris。
ポイント
- KLON CENTAURとはどのようなペダルか
- 動画内での本家CENTAURとLycorisの比較
- 山口和也さんの音作りの仕方
などを見ていこうと思います。
それではいってみましょう!
目次
本家KLON CENTAURとは
1994年に発表されたこのペダルは様々なバージョンが存在しますが、当初300ドル台で発売されていたにもかかわらず、伝説的な人気となり現在では
20万円を超える値段で売買されているのも珍しくないペダルです。
多くのフォロワーを生み出し、このSunfish AudioのLycorisもそのCENTAURのペダルからスタートし現代的にアップデートしているようなペダルです。
CENTAUR自身はバッファーにも定評があり、ブースターとしても人気のモデルですね。
そのあたりがどのようにアレンジされているのか気になります。
本家CENTAURとLycorisのタメシビキ!
それではSunfish AudioのLycorisとCENTAURの「タメシビキ!」を見てみましょう。
まずはブラインドでどちらがLycorisかどちらが本家のCENTAURかテストから始まります。
動画の後編で答え合わせがあるのですが、どちらも根幹の部分は似ている音だと感じました。
Aはスッキリとした歪み、Bの方は少しローが出ている歪みで派手な感じかなと思いました。
バイパス音
バッファーを通さないアンプ直の音から説明しています→https://youtu.be/O0tK8cKvjSI?t=167
強めに弾くとすこーしだけ歪むようなセッティングですね。
ほかのタメシビキ動画でもそうなのですが、丁寧にその機材の持つ特徴を伝えようとしてくれるこのチャンネルは本当に参考になると思います…!
CENTAURのタメシビキ
CENTAURのバイパス音はこちらです→https://youtu.be/O0tK8cKvjSI?t=199
すこーしだけローが削れたようなバイパス音です。
そして、すべてのツマミを12時にしてCENTAURを弾いていますが、弾く気にさせる音というか、とても気持ちよさそうな歪みです。
ゲインを挙げていくとミドルが出てきて、下げていくと、きらびやかなハイが出てくるようなイメージです。
原音を過度に色付けしない特徴がよく出てますね。
Lycorisのタメシビキ
次にLycorisの方を実際に弾いてくれています→https://youtu.be/O0tK8cKvjSI?t=427
Lycorisはハイとベースのつまみがあり、それぞれを調整できます。
また、クリッピングにゲルマニウムとダイオード2種類をスイッチで入れ替えられます。
歪みの回路の前で高域、中域がマスキングされないよう、低域を少しカットしているとのことです。
ゲルマニウムのクリッピングからタメシビキです。
12時のセッティングではCENTAURと比べるとすこーしだけ歪みが低く感じます。
ハイは元気な感じが伝わりますね→https://youtu.be/O0tK8cKvjSI?t=547
トレブルを下げ、ベースを上げるとCENTAURに近くはなりますが、全体的に張り出すような元気の良さがあります。
ゲインを上げていくとCENTAURのようにミドルが張り出してきます。
ゲインを下げるとローが結構豊かになっていきますね。
面白いです。
シリコンダイオードにすると結構ゲインが上がります。
これまた気持ちの良い音です→https://youtu.be/O0tK8cKvjSI?t=816
冒頭のサウンドテストの答えをこちらで答えてくれています。
→https://youtu.be/O0tK8cKvjSI?t=1050
セッティング次第ではかなり似た音をだすことができますね。
最初聴いたときは逆かなと思ったのですが、CENTAURのトレブルを下げ目にして、Lycorisのロー下げ、ハイ上げな感じにするとかなり似てくる事がわかります。
Sunfish Audio Lycoris タメシビキ!まとめ
Sunfish Audio Lycoris、本家のCENTAURにかなり近い音を出せるだけでなく、
山口さんが述べているようにかなり抜けが良さそうな歪みでバンドの中で抜けないという悩みを解消してくれるように思います。
また、ベースとトレブルがついていることでかなりフレキシブルに音作りができそうです。
基本的に元気が良い印象なので、使い所が多そうですね!
試してみたいペダルです!
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