皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回は新たに発表されたTC electronicのToneprintシリーズの粋を集めたPlethora X5を見ていこうと思います。
どうやらNAMM2020には間に合わなかったようなのですが、とてもTC electronicらしく、期待ができるデバイスだと思い紹介したいと思いました。
「過度」とか「過多」という意味のPlethoraを自ら名付けてしまうほど、全部入りで「これで十分だろう!」というTC electronicの自信が溢れているようですね。
それでは早速見ていってみましょう!
目次
TC electronic Plethora X5 入っているエフェクト
TC electronicの公式のムービーをまず見てみましょう。
TC electronic Plethora X5にはTCのTONE PRINTコンパクトシリーズがまるまる入っています。
- Hall Of Fame 2 Reverb
- Flashback 2 Delay
- Sub n Up Octaver
- Brainwaves Pitch Shifter
- Corona Chorus
- Hypergravity Compressor
- Mimiq Doubler
- Vortex Flanger
- Pipeline Tap Tremolo
- Quintessence Harmony
- Sentry Noise Gate
- Shaker Vibrato
が含まれています。
おおよそ必要なものはそれっており、空間系に定評のあるTC electronicのディレイ、リバーブが使えるのは嬉しいですね。
ディレイ5個みたいな使い方もできるようですね。
ボタンで、Tone Printシリーズのラインナップを確認することができます。
TC electronic Plethora X5 音色
この広がりある空間系は流石といった感じです。
TCのTone Printシリーズを使用していたギタリストだったらほぼ想像つくのではないでしょうか。
ダブラーなんかがささやかに入っているのが心憎いですね。
イメージではTCは結構優等生的にエフェクトが掛かってくれるような感覚があるのですが、
エグめのエフェクトなんかはセンド、リターンにつないで対応するような設計思想かなーと思います。
TC electronic Plethora X5スペック、まとめ
入出力
写真のようにセンド、リターン搭載でエクスプレッションペダルも使用できMIDIで制御もできるようです。
お好みのドライブペダルやプリアンプなどを使用し、それを好きなところにルーティングできます。
MASHフットスイッチ
MASHという踏み込む強さでパラメーターを操れるフットスイッチを搭載しており、これも面白そうです。
Bluetooth
Tone Printという無線でパラメーターをいじれる機能があります。
スマートフォンなどでアプリから制御できるようで、かなり簡単に操作できます。
キャビネットシミュレータ
IRかは今はわかりませんがキャビシミュを搭載しているようです。
それこそVeroCityなどをセンド、リターンに入れればかなり小規模ながら本格的なシステムが作れます。
TC electronic PLETHORA X5まとめ
TC electronicのエフェクトがほぼ網羅されており、ボードに入っていてなにか足りなくなることはなさそうですね。
Tone Printでの操作感も良さそう。
デモ音源をより詳しく集めた記事はこちらです。
サウンドを是非確かめてみてくだい。
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