皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
本体はシンプルな操作感、スマホで更に追い込んでセッティングできるSource Audioのペダル。
今度はAtlas Compressorというコンプが登場しています。
スマホアプリでDAWのプラグインのように細かくセッティングすることができるため、かなり追い込んで使えそうなコンプです。
目次
Source Audio Atlas Compressor スペックと詳細
概要
- THRESHOLD、RATIO/TONE、BLEND/ATK、OUTPUT/RELの4ノブ
- 2インプット/2アウトプット
- USB端子
- MIDI
- 6種類のコンプレッションモード
- エディター内でEQなども調整可能
- サイズ(cm):11.4×7×5.1
シンプルな見た目ながらかなりいろんなことができるコンプです。
サイズもコンパクトにまとまっているのに、エディターでコンプの設定だけでなく、EQもかけることができます。
モード
- LA2A opt:スタジオ基準で定番のTeletronix LA-2A OPTコンプレッサー 暖かくなめらかなコンプ
- 1176:Universal Audio 1176の速いアタックタイムで知られるFETコンプレッサー
- LED Optical Compressor:LA2Aより速く、より汚れたニュアンスのコンプレッサー
- Dual Compressor:Atlasのコンプレッサー2系統をを直列、並列、デュアルバンドで使用可能
- StudioSnap:2つのコンプレッサーを並列に使用するVCAコンプ、アグレッシブでモダンなコンプレッサー
- Dan Armstrong Orange Squeezer:1970年代のヴィンテージユニットを再現したざらついたコンプレッサー
さらに
- BASS:ワンタッチでベースコンプとして最適化したコントロールに変更可能
というBASSに最適化することも簡単にできるそう。
特徴
Neuro Editorというスマホ/PC用エディタで細かくセッティング可能です。
Auto Makeup Gainという機能で圧縮量に応じてメイクアップゲインを自動で調節する機能があり、コントロールが容易になっています。
Neuro Editorの機能
- ユーザープリセットを公開して共有することが可能
- Look Ahead Compressionでアタックを予測して非常に速いアタック処理が可能
- DualとDan ArmstrongモードはNeuro Editorのみで使用可能
- Soft Knee:ソフトニーで自然な響きのコンプ
- サイドチェーンコンプ:Input2を使用してサイドチェーンを使用可能
- 3バンドパラメトリック、または8バンドグラフィックイコライザーでコンプのトーン特性を調整可能
もう至れり尽くせりな機能。
Input2にバスドラからの入力を入れて、Input1のベースやギターにサイドチェーンコンプをかけることができます。
人力クラブサウンドなんかも簡単にできますね。
EQもパライコとグライコを選ぶことができて便利。
Source AudioのAtlas Compressor サウンド
ナチュラルで高品質なコンプはもちろん、癖のあるコンプも面白く再現しています。
かなり極端な設定をすればダイナコンプみたいなパコパコサウンドも出せるのかな?
こちらではベースでのデモプレイが見れます。
Source AudioのAtlas Compressor まとめ
なんとなーく日本ではまだ地味な感じがあるSource Audioですが、EQもブースターもかなりの完成度で、このAtlas Compressorも死角が全く見当たらないペダルです。
「これ一台あれば大丈夫」っていう思想が結構どのペダルにも見られます。
EQかこのコンプほしいなー!
日本での発売はまだ少し先みたいですね。
-
Source Audio EQ2 Programmable Equalizer プログラミング可能なEQ
最近勢いづいているプログラミング可能なEQのうち
Source Audio EQ2を調べてみました
EQペダルって一台ボードにあると便利ですよねぇ続きを見る
-
ULTRAWAVE MULTIBAND PROCESSOR Source Audioからマルチバンドで処理する摩訶不思議エフェクト登場!
注目すべき変態エフェクターがSource Audioから登場です
ULTRAWAVE MULTIBAND PROCESSOR
というコンパクトペダルですが
マルチバンドで分割して様々なエフェクトを処理するため
ゴリっと変な音が出てますね笑続きを見る
-
SOURCE AUDIO から万能ブースターZIOがリリース!
SOURCE AUDIO ZIO
多機能ながらうまくまとまったデバイスが印象的なSOURCE AUDIOから多機能ブースター、ZIOが発表されました
4モードやケーブルの長さを考慮したスイッチなどが有り
かなり「使える」ブースターですね続きを見る