皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
前にMarshall系ペダルのSuper 100を紹介したSkreddy Pedalsからファズが発表されました。
Cosmosと名付けられたこのペダルは「60年代初期から中期にかけて制作された最も古いファズ回路」を改良して作られたとあります。
オフィシャルのYouTubeでMaestro FUZZTONEとの比較があるので、このペダルをリファレンスとして改良されたものということでしょう!
ローファイで魅力的な音色のこのファズペダルを詳しく見ていきましょう。
目次
Skreddy Pedals
アメリカ、ネバダ州で運営されるSkreddy Pedals。
モジュレーションやディレイもありますが、やはり歪みのラインナップがメインです。
特にファズは多く、このブランドを特徴づけています。
前にSUPER100というMarshall系ペダルをまとめたのでそちらの記事は下に載せておきます。
Skreddy Pedals Cosmos スペックと詳細
コントロールは
- LEVEL
- ATTACK
ATTACKはゲインコントロールですが、トランジスタのバイアスを調整しているので動かすと一時的に音がカットされるとのこと。
LEVELで調整できる音量はもとのFUZZTONEより大きめになっており、十分な音量になっているとのこと。
良い状態のFUZZTONEの音色を安定した状態で、現代の使用にマッチした設計になっているようです。
Skreddy Pedals Cosmos サウンド
Maestro FUZZTONEとCosmosのプロトタイプが比較されています。
プロトタイプは基盤状態で、作ったばかり感が満載です。
FUZZTONE原器のATTACKの説明などがなされており、最大のときのゲインや絞ったときのゲートっぽいかかり具合などもわかります。
Cosmosは全体的なゲインが高めで、ピッキングのアタックが気持ちよく噛み付いてくるようなサウンドです。
FUZZTONEはギター本体のボリュームを絞るとうまく動作しなくなりますが、Cosmosはボリュームを絞ってもいい具合に枯れていき、使えるサウンドです。
サステインに関してもCosmosはブチブチした質感を保ったまま伸びていくという不思議な感じです。
FUZZTONEはオールドファズのブチブチ感のままサステインも途切れていきます。
Skreddy Pedals Cosmos まとめ
豪快なサウンドサンプルでしたが、ぶちぶちしているFUZZの荒々しさと使いやすさというちょっと矛盾しているような命題をうまくクリアしている印象でした。
最近のFUZZの高騰気味な値段から考えると結構リーズナブルなので、そこも狙い目かもです。
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Skreddy Pedals Super 100 古き良きプレキシMarshallの音を再現したペダル
レッドツェッペリンやジミ・ヘンドリクスが奏でたスーパーリードの音色を封じ込めたという
Skreddy Pedals Super 100
を掘ってみました
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