皆さんこんにちはmasa BLIK itoです。(@masabliks)
今回の記事では確かな技術と、先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、
youtubeなどでも大人気の山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutube動画「タメシビキ!」のレビューをしてみたいと思います!
そしてその動画の内容は、
話題のアンプモジュールを組み込んで、理想のアンプを自分で組み上げることのできる「SYNERGY Ampsのタメシビキ!」についてです。
「チューブアンプをどこでも弾きたいけど、運ぶのがおっくう。」
「本物のチューブアンプをマルチエフェクターのように何台も使い分けてみたい。」
そんなギタリストに対して夢のようなデバイス、それがSYNERGY Ampsです。
この山口さん(@kkkzzzyyy)の「タメシビキ!」ではDIEZEL、FRIEDMAN、FENDER、DUMBLE、などそうそうたるアンプたちをモジュール化して自分の好きなように組み合わせて使えるSYNERGY Ampsを紹介し、
その夢のようなSYNERGY Ampsと実機との比較も交えて解説してくれています。
それではSYNERGY Ampsの「タメシビキ!」みていってみましょう!
目次
SYNERGY Ampsはどうやって生まれた?
まず動画序盤で語られているように「SYNERGY Amps」がどのようなものかここでもみてみましょう。
日本の代理店であるモリダイラ楽器の公式ページでは
米国ロサンゼルスにある「Boutique Amps Distribution」という、フリードマンや65AMPS、トーン・キング、イグネーターなどの製造販売、ディーゼルの米国代理店などを手がける会社により、そのコネクションを利用して各ブランドの相乗効果(synergy)を生み出すために企画され、近年誕生したブランドだ。プリアンプに限らず、パワー・アンプSYN5050はVHTアンプの創始者であるSteven Fryette(スティーヴン・フライエット)氏が設計するなど、まさに各アンプ・メーカーの英知が結集したブランドと言えるだろう。
とあります。
つまりは各アンプが「シミュレーター」などではなく、そのメーカーがお墨付きで作った本物のチューブアンプたちということです。
それらのアンプが「相乗効果」を生み出すことでプレイヤーにさらなるひらめきを与えたり、アンプメーカー自体の自社の音色を広く示せる機会にもなっているようですね。
SYNERGY AmpsでDiezel、Fender、Dumble、Friedmanやプレキシ等様々なモジュールを差し替えて使用することができます。
もちろんそれらはチューブで駆動させるものになっています。
ハードウェアも、モジュールが1つだけさせるもの、2つのものがあったり、専用のチューブパワーアンプやキャビネットもあります。
一式SYNERGY Ampsで揃えるもよし、プリアンプとして使うのも良しと言ったフレキシブルさも魅力です。
SYNERGY Ampsの「タメシビキ!」をみてみよう
さあ概要の説明を終えたら、さあ早速その動画を見てみましょう。
まずSYNERGY Ampsの説明や実機の概要を説明してくれています。
この上の画面で動画を見続けてもOKですし、下に貼り付けた動画では各サウンドに飛ぶようにしてあるので、そちらのほうが見やすいかも知れません。
お好みの方をどうぞ!
SYNERGY Amps の各モジュールのサウンド
実際の見どころはここからと言ってもいいでしょう!
Diezel実機のサウンド
動画6:15~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=376
Diezel VH4実機のサウンドが聴けます。
これは、まあいい音ですよね、それは笑
Diezel VH4は歪んでいても音が真っ直ぐに抜けていく印象があります。
やや硬めの音質はチューンダウンしても抜けてくるし、ノーマルチューニングにもきちんと対応する懐の深さがあります。
SYNERGY Amps Diezel VH4モジュールのサウンド
動画7:02~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=420
いよいよSYNERGY AmpsのVH4モジュールの登場です。
ほんの少しだけ歪みが強くなった気もしますが、かなりというかほぼ同じ音がしています。
歪みもつまみが1メモリ違うかどうかくらいの違いしかないのではないでしょうか。
このくらいの差なら、アンプの実機同士の個体差でもありそうな違いかと思います。
動画内でも話されていますがあのDiezel VH4のサウンドが真空管付きでこのボックスに収まるのは驚異的です。
SYNERGY Amps FRIEDMAN HBE module のサウンド(BE-100 HBE)
動画8:39~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=518
Friedmanの大人気アンプBE-100のHBEモードのモジュールのサウンドです。
高音域がジューシーというか高音弦の方のピッキング時の気持ちの良いアタック感がよく出ています。
SYNERGY Amps BE-BB module クリーンのサウンド(BE-100クリーン)
動画10:10~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=610
次にBE-100のクリーンチャンネルを想定したモジュールのサウンドです。
本当にキレイに澄んだクリーントーンです。
クリーンのカッティングなんかにはもってこいのサウンドだと思います。
エフェクト乗りも良さそうです。
SYNERGY Amps BE-BB module ドライブ のサウンド(BE-100 ドライブ)
動画11:00~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=660
BE-100のノーマルの(HBEを入れない)歪みサウンドです。
あれ?
ぼくとしてはHBEのものよりこちらのほうが元気があって好きですね。
明るい素晴らしいドライブサウンドで、かなり抜けが良さそうな歪みサウンドです。
このモジュールだけでも欲しいギタリストは結構いるのではないでしょうか?
SYNERGY Amps TDLX module のサウンド(Fender)
動画12:32~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=752
Fenderアンプのピッキング時のコンプ感のようなサウンドと、ハイのキラキラした成分がそのまま出てきますね。
聴いているだけで弾いている楽しさが伝わってきます。
このモジュールはツインリバーブと、デラックスリバーブを想定したモジュールの2種類になっているようです。
動画ではツインリバーブのモードのデモが流れていましたが、デラックスリバーブの音色も聞きたかったです…
これだけ再現性が高いため、きっとすごそう…
SYNERGY Amps SYNERGY OS module クリーン (Dumble OverDrive Special)
動画14:29~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=869
これも話題になりそうな伝説のDumbleアンプのクリーントーンです。
Fenderとはまた違ってクリーミーな音色で、リッチなクリーントーンです。
Dumbleアンプは全くいじったことがないので、似ているかは正直わからないのですが、このクリーンはなかなかシミュレーター系で出そうとするとこもってしまうだけだったりしそうですが、
動画で見る限り、抜けも問題無さそうで、素晴らしいサウンドです。
SYNERGY Amps SYNERGY OS moduleドライブ(Dumble OverDrive Special)
動画15:31~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=931
次はドライブサウンドです。
Dumbleのアンプはクリーンのチャンネルを通ってからオーバードライブがかかっていくようで、その流れもきちんと踏襲しています。
音はかなりぶっといサウンドで、ミドルが本当に気持ちよさそうです。
試奏のレベルではなく本当に楽しそうです笑
弾いている方も聴いている方も単純に耳に本当に心地が良い音色です。
SYNERGY Amps Diezel VH4 module →JC-120 SENDE/RETURN
動画18:52~ https://youtu.be/OrxSXD8D-0k?t=1182
次にパワーアンプを替えてJC-120のセンドリターンに4ケーブルメソッドを使ってSYNERGY AmpsのVH4モジュールを通した音色です。
パワーアンプも、もちろんキャビネットが違うため先程のVH4のサウンドとは少し違いますが、バリッとして、
「アンサンブルでも抜けそうなサウンド」
と評していますね。
確かに一朝一夕のJC-120では到底でなそうなサウンドです。
SYNERGY Ampsの他の機能
動画内の説明でもあるように、SUGというパワーアンプとプリアンプでの電源の奪い合いを想定して、コンプ感を出すようなツマミが搭載されていたりしています。
さらに先程も述べたようにSYNERGY Ampsのイン/アウトと、つなぐ先のアンプのセンド/リターンを4本のケーブルでつなぐことにより(4ケーブルメソッド)、
アンプ部分のプリアンプも殺さずに使用することができるため、非常にシナジー(相乗)効果のある使用方法ができますね!
SYNERGY Ampsタメシビキ!レビューまとめ
そんなこんなでSYNERGY Ampsの気になる点がピンポイントですぐわかる山口和也さんの「タメシビキ!」SYNERGY Amps編をレビューしてみました。
個人的には最初と最後に入っているデモプレイが相当かっこよくて好みです。
HBEのモジュールとFenderのモジュールで録っているようですね。
それに本編ではハムバッカーのPRSでのプレイだったので、
ストラトキャスターでのプレイは非常に参考になります。
ギタリストがだれでも目が輝いてしまうようなモジュールばかりなSYNERGY Amps、自分も是非試してみたいと思いました。
気になったモジュールとしてはSOLDANOのSLOなどはかなり興味があります。
また、DiezelやFriedmanなどのモデルは同じパワーアンプでVeroCityとの比較も見てみたいと思いました!
そんなSYNERGY Ampsとそのサウンドがわかる「タメシビキ!」のレビューでした!