皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
FenderからKing Gnu常田大希さんシグネチャーモデルが発表されました。
Swingerという、Fender独特なシェイプのモデルを常田さん仕様にモディファイされているモデルとなっているようです。
Swinger自体がどんなモデルかということも含めてみていきたいと思います。
目次
Swingerとは
そもそもSwingerというギターは1969年に発売されていた22.5インチスケールのステューデントモデルとして発売されていたモデルです。
- 別モデル「ミュージックマスター」のブリッジを使用
- 22.5インチショートスケール ナット幅40mm
- アルダーボディ/メイプルネック/ローズ指板
- フロントピックアップのみ
オリジナルモデルは上のような仕様でした。
2019年にFender Made In Japan Series から1ピックアップモデルの限定生産モデルと2ピックアップのレギュラーモデルが復活しました。
22.5インチスケールというかなり短いスケールにナット幅も細く、ザ・ステューデントモデルといった雰囲気です。
ブリッジも簡易的なもの。
ビザールな雰囲気のボディシェイプが印象的で、カルト的な人気があるモデルです。
Fender Daiki Tsuneta Swinger スペックと詳細
- バスウッドボディ
- メイプルネック/メイプル指板 22F 24インチスケール
- 9.5ラディアス ミディアムジャンボフレット ナット幅42mm
- PU:Soapbar×2
- マスターボリューム/マスタートーン
- シンクロナイズドトレモロ
- ロックペグ
といったスペックです。
いくつかプレイアビリティを上げるための変更が見られます。
まずスケールがちょっとだけ長くなって24インチ。
ナット幅も多少広くなってラディアスも丁度いい9.5インチです。
ピックアップはソープバー(P-90)が2つ。
常田さんが使用しているギターはP-90が載っているものをちょこちょこ見るので、お気に入りなのかもですね。
またブリッジもオリジナルモデルはステューデントモデルにありがちな鉄板折り曲げたものですが、Tuneta Swingerはストラトなどと同じシンクロナイズドトレモロ。
ロックペグも最初から載っており、チューニングに対する配慮を感じます。
値段
ミュージシャンモデルにしてはお求めやすい税込み165000円(Fenderオフィシャルより)。
P-90というギブソン感とFender的なブリッジや独特なシェイプというかたちで、きちんと「このモデルの存在の意味」があるのが素晴らしいです。
単なるミュージシャンモデルにとどまらないモデルかと思います。
常田大希 シグネチャーモデル Fender Daiki Tsuneta Swinger まとめ
ビザール感がありながら現代的な要素を捨ててないという、最近のFender的な流れにあるこTsuneta Swinger。
ショートスケールならではのストレッチ的なコードなんかも弾きやすい点がありますね。
価格も抑えめでなかなか好印象なモデル◎
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