皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
前にまとめたLimp Bizkitや自身のソロ活動も精力的に行っているギタリスト、ウェスボーランド。
彼にギター遍歴をまとめた記事がジリジリとPVを集めております。
さらに変則弦のギター遍歴が解析されたようなのでそれをまとめてみたいと思います。
目次
ウェスボーランドのギター遍歴
ウェスボーランドのギター変遷の流れの記事は下においておくのでぜひ!
1990年代後半はIbanez、2000年代はPRSそして、復帰後はJacksonを中心として様々なギターを使っているウェスボーランド。
要所要所で4弦ギターを使ってみたり、7弦ギターを変なチューニングにしてみたり、個性的なギタリストです。
7弦ギター Ibanez RG7CST
Limp Bizkitの1stで主に使っていた7弦ギター。
こちらはチューニングが通常のBEADGBE(6弦から)ではなく
1弦と2弦が同じ音程にチューニングがされています。
この頃は半音下げドロップチューニングをメインで使用していたのですが、この7弦はかなり変則的なチューニングで使用されていたようで、正確にはどんなチューニングで使われていたか不明ですが
C# F# B E G# C# C#という説が濃厚です。
全弦一音半下げですね。
7弦だけドロップでほかは半音下げという可能性もありますね。
それからしばらくしてウェスボーランドのギターラインナップでは見なくなっていきます。
初期4弦ギター Ibanez Musician MC150PW
シンプルに削ぎ落とされた4弦ギターはIbanez Musicianというダブルカッタウェイのモデルで24.75インチのミディアムスケールとなっています。
Ibanez AXも4弦バージョンで使用しており、これもミディアムスケールのギターです。
写真はAXですね。
George Gorodnitski ギター
その後ラトビアの弦楽器製作者のGeorge Gorodnitskiのカスタムメイドのセミホロウ4弦ギターを使用するようになりました。
ホンジュラスマホガニーボディ
フレイムメイプルスルーネック 26.5インチ エクストラロングスケール
で作られたこのギターは下に示すようなかなり太い弦が張られており、バリトンギターとして使用されることが想定されているようです。
.080、.052、.042、.030
チューニングは
- GDAA
- EBF#F#
を多く使っているようですね。
‘60s Fender Custom バリトン
Limp Bizkitのアルバム「Gold Cobra」のWalking Awayでは自身で改造したバリトンギターを使っています。
- Mustang Bassのボディを使用
- ペグを2つ追加
- リアピックアップを追加
- テレキャスタータイプのブリッジを追加
というようなフランケンな見た目のバリトンはステージには今のところ登場してないようです。
PRSバリトン
こちらは下に詳しい記事を置いておきますが、PRSのウェスモデル4弦PRSが作られており、現在はこちらを使用しているようです。
精悍なルックス!
ウェスボーランドのギター基本改造
ウェスボーランドのギターテクであるKadaver Dellamorteは、叩きつけるようなギターの扱いをするウェスに耐えられるよういつもギターにするお決まりのカスタマイズがあるようです。
これは4弦ギターに限らず、普段使用するJacksonに主に適用するカスタマイズみたいですね。
まずブリッジPUをSeymour Duncanインベーダーに変更
- すべての内部配線をカット
- ボリュームポットを手元から一番遠い穴へ変更
- フロイドローズのアームを押し込み式に変更
- ブリッジのブロックとネジをチタン製に変更
- 弦はアーニーボールを使用
Seymour Duncanのインベーダーはチェック用に使用されているようで、後に変更されるみたいです。
ボリュームポットが手元で不意に触ってしまうことがないように一番遠いところに変更するのもポイントですね。
チタン製のパーツを使うのも音色ももちろんですが、サビ対策による部分も多そう。
ウェスボーランドの変則ギター遍歴
追えば追うほどおもしろいウェスのギター。
最近ではまた精力的に活動しはじめ、さらに一時期のような深すぎた歪みから少し輪郭を取り戻したようで結構また好きな歪みになってきました。
これからも追っていきたいところですね。
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