皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
2022年最新のジョンフルシアンテのペダルボードに入っていて話題となっているMXRのSuper Badass Variac Fuzzをレビューします。
内部の駆動電圧を変化させることでビンテージ系からモダンなFuzzまでカバーするFuzzですが、アンプやボード内の位置に柔軟に対応できるタイプのFuzzで使いやすく、思ったようにコントロールしやすいためFuzzビギナーにもおすすめなペダルです。
目次
MXR M236 Super Badass Variac Fuzz スペックと詳細
- OUTPUT、GAIN、TONE、VARIACの4ノブコントロール
- シリコンダイオードFUZZ
- 電池駆動可能
というシンプルな特徴。
VARIACつまみも難しくなく、好みの位置が見つけやすい◎
オープンすると整然とした中身。
電池のスナップはビニールカバーがされていて、使用しないときに絶縁状態になっています。
VARIACコントロールの詳細
MXR M236 Super Badass Variac Fuzz のVARIACつまみは内部駆動電圧を5V~15Vでコントロールでき、低くすればブチブチ感とピッキングした際に一瞬音が引っ込むような感じが強調されます。
このつまみでビンテージ感を出しつつ抜けも維持できるのでなかなか考えられてますね。
MXR M236 Super Badass Variac Fuzz 特徴
前述したようにMXR M236 Super Badass Variac Fuzz はVARIACを低めにすればブチブチした感じになります。
5V(最小)だと結構ビンテージ感がただよい、ピッキングの際に音が一瞬引っ込む感じが強いですが、ギターのボリュームを調整するといい感じに。
15V付近だとディストーションぽい風味が足されていき、扱いやすいファズに。
アンプをクランチくらいに設定すると、1時~2時くらいが自分的にはスイートスポット。
ちょっとディストーションぽくなっていくと抜け感が足されていき、扱いやすくなります。
ソロも弾きやすくなり◎
OUTPUTの大きさ
MXR M236 Super Badass Variac Fuzz は基本的なアウトプットレベルが大きめなので、FuzzFaceのようにMAXあたりまで上げなければ良い音がしないということはないですね。
しかし一般的なFuzzと同じようにどクリーンのアンプではポテンシャルを発揮しきれない感があります。
このFuzzに限ったことではないのですがクランチくらいのアンプにOUTPUTを上げめで突っ込むとうまく倍音感が噛み合って出てきます。
GAINの調整幅
MXR M236 Super Badass Variac Fuzz のGAINは高すぎず、低すぎず、ビンテージFuzzからみると余裕があるゲイン幅。
さらにFuzzFaceの鈴鳴りとはいきませんが、ギターのボリュームに対する歪みの追従性も結構悪くないです。
エフェクターの接続順
MXR M236 Super Badass Variac Fuzz はギターの直後でも、バッファが入ったあとでもさほど挙動に変化がないため、ボードに組み込みやすいFuzzです。
VARIACを上げていくとディストーションぽくなっていく点とボードの接続順にそこまで左右されない点を考えると使い所としてはBigMuff的にも考えられます。
BigMuffほどローが暴れたりクリーミーな感じではないのですが、あくまでボード内のFuzzペダルとしての立ち位置として考えるとと言った感じです。
音色の特徴
ちょっと参考になるか難しいですが、Twitterにあげたほんとにラフなデモプレイを。
MXR Super Badass Variac FUZZ
— masa BLIK ito /ミュージシャン/ブロガー (@masabliks) May 10, 2022
やっとためせたー!
ボルテージを下げてくとブチっとしてきていいですな
上げてくとディストーションに近づく雰囲気になるのですが、録るのわすれた!
また録ろう!
しかしボードに組み込みやすいFUZZだ pic.twitter.com/6iNzrt9IGg
VARIACつまみでFuzzっぽい潰れた感じを演出しやすいのと、抜けにくいときをコントロールしやすいので、オケによっての微調整が容易です。
これはVARIACを低めにしてFuzz感を強めにして弾いています。
ジョンフルシアンテのようにリード時に踏むだけでいなたい音色でソロが弾けるし、程よいコンプレッション感でプレイがしやすいですね。
MXR M236 Super Badass Variac Fuzz レビュー まとめ
ジョンフルシアンテ使用で話題となっており、現在日本の市場では手に入りにくい状態となっていますが、この先もジョンのボードに入り続けるか、気まぐれでちがうFuzzになるかは不透明…
なため、難しいところですが、ジョンフリークでなくても使いやすいFuzzなためおすすめですね!
一時期より相場が落ち着いている今が狙い目かも。
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電圧コントロールでモダンからビンテージ感までシームレスに移行できて使いやすい!
バッファ後でもボリュームへの反応も◎
これは結構いいかも!
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