皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回はEMG81と60という2つのピックアップのインプレッションをまとめていきます。
このセットはメタリカのジェームスヘッドフィールドやSlipknotのジムルートもかつて使用していたセットです。
どうしてもメタルの印象が強いEMGピックアップのセットですが
EMG60の存在のおかげで意外と幅広いジャンルで使えるピックアップセットです。
目次 [show]
EMG81スペック
スペック
- ResonantFrequency: 2.25khz
- RMS出力電圧: 1.25
- Peak出力電圧: 1.75
- アウトプットノイズ: -91dBV
- アウトプットインピーダンス:10kΩ
セラミックマグネットの特徴である端切れのいいハイミッドが特にディストーション時にうまくかかってくれヌケの良さに一役買っています。
EMG60スペック
スペック
- ResonantFrequency: 2.95khz
- RMS出力電圧: 1.0
- Peak出力電圧: 1.4
- アウトプットノイズ: -89dBV
- アウトプットインピーダンス:10kΩ
通常はセラミックマグネットですが、60-Aというアルニコマグネットを使用したアレンジモデルもあります。
アタック時にギュリンとしたちょっとだけシングルコイルのようなニュアンスがあり
面白いモデルです。
クランチでも結構使えます。
EMG81 60のサウンド
EMG81
上で書いたようなセラミックっぽいキレーイに歪んでくれる感がありやっぱりディストーションサウンドで使うと気持ちがいいです。
つべこべ考えずにゲインをガってあげてパワーコードを弾こうぜ
って感じがしますね。
ボリュームを絞って歪みをちょっと抑えたり、クランチに関しては
自分は音が作りにくいなぁと感じていました。
ハイミッドが明るく鳴ってくれるのである程度ダウンチューニングしても抜けてくれるのが
メタルギタリストに好まれる理由の一つでもあると思います。
歪ませてブリッジミュートをした音を出すと元気の良い刻みがビュンビュン飛んでくる感じで
気持ちが良い…!
なにか普通の自転車から「電動式自転車」に乗り換えたようなブースト感があります。
よりヘッドルームを増やした改良版のEMG81-Xというモデルも現在はラインナップされています。
EMG60
こちらも上記のようにピッキングのアタックにちょーっとだけシングルっぽい
「ギャリ」、「ギュリン」としたニュアンスがあり
弾いていて面白いです。
それでいてアクティブピックアップなのでノイズは少なくすむので深く歪ませてもノイズに悩まされません。
クリーンやクランチに関しても結構使えるのでメタル専用という考え方で接するとちょっと損するかも??
EMG60をリアにつけても面白いかもしれません。
こちらも改良版のEMG60-Xというモデルがあります。
EMG81 EMG60定番アクティブピックアップセットまとめ
新たなモデルが発売されていても未だに根強い人気のEMGの2モデルのインプレを今回は綴っていきました。
非常にバランスの取れているセットで後継機であるXについてはもっとプレイヤー目線の
引き心地についても改良されているようで
EMGのサウンドが気に入っていても、「アクティブ臭さ」が気になってしまうギタリストに対しても良いアピールに鳴っているみたいですね。
EMG系のアクティブピックアップが載ったギターって一本持っておくと結構使えたりするので
自分もまた購入しようかなーと考えているところです。
他のピックアップについての記事も是非!