皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
人気のThingsのバッファーとブースターが2Sとなって新たに登場しました!
Beyond Tube Buffer 2S/Tube Booster 2Sというかたちで装いも新たにリリースされています。
今回のタメシビキではその他の有名ペダルとの比較も含めて検証されています。
ポイント
タメシビキ!とは確かな技術と、ギターイノベーション大学( @GIU_Salon)など先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、youtubeなどでも大人気のギタリスト山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutubeチャンネルのコンテンツです。
目次 [show]
Beyond Tubeシリーズ 従来のものとの違い
従来のBeyond Tube Buffer/Tube Boosterモデルとの大きな違いは従来モデルは9Vのまま駆動していたことに対して、2Sは内部で100Vに昇圧している点です。
それにより従来のモデルが程よいビンテージ感があったところ、2Sではモダンな音質になっているようです。
またBeyond Tube Buffer 2Sに関しては従来のモデルに合ったチューナーアウトが廃されていて、シンプルな構造となっています。
Beyond Tube Buffer 2S/Tube Booster 2S タメシビキ
今回ブラインドテストがあり、シビアに各モデルの音質を聴き比べる事ができます。
オーディオインターフェイスに以下のものを通して、直で録音した音源を聴くことができます。
ギターから
- 1.8mのシールド →TRUE BYPASSのペダル(OFF)→10mのシールド
- 1.8mのシールド →Beyond Tube Buffer 2S→10mのシールド
- 1.8mのシールド →LCA 12AX7 Tube Buffer/Booster→10mのシールド
- 1.8mのシールド →Providence Vitalizer→10mのシールド
- 1.8mのシールドのみ
を比較します。
1と5はリファレンス的に使い、Beyond、LCA、Providenceという優秀なバッファーを比較できます。
各バッファーブラインドテスト
まずブラインドの比較を聴きやすいようにおいておきます。
TRUE BYPASSのエフェクトを通した音は明らかにきらびやかさがなくなっているのでわかりますね。
各モデル音源
こちらには各モデルの音質を
1.8mのシールドを生の音に近い音とすると、どれもいい音ですがそれぞれの色がやはりありますね。
Providenceは派手さはありませんが、ちょうど良い塩梅の余分なギラつきがないブースターです。
LCAはハイが蘇るような音が気持ち良いですね。
印象ではLCAが一番きらびやかに感じました。
Beyondは暖かさもありながら、ナチュラルに聴こえます。
ムービーにもあるように、聴く人によって印象が微妙に変わるのも面白いですね。
各ブースター比較
次はBeyond Tube Booster 2Sの比較対象としてさまざまなブースターと弾き比べです。
- Beyond Tube Booster 2S
- RC Booster
- LCA TX-1
という3機種をVOX Copperhead Driveをブーストする形での比較です。
各ブースターの音質
Beyondは倍音感や暴れ具合が増して、有機的な感じになっています!
ギャリギャリした音がかなり気持ちよさそ~!
くらべてRC Boosterは素直な感じでまとまりが良ですね。
LCA TX-1はトランスが入っているブースターということなのですが、面白い持ち上げ具合です。
ハイファイなのですが、低音弦のゴリッとした感じが特徴的です。
Beyond Tube Buffer 2S/Tube Booster 2S タメシビキ まとめ
Beyondの新製品2つのタメシビキでした。
これらは確かに真空管の暴れ感が足されているので、シミュレーターなどの前に組み合わせることでハイの倍音感をプッシュできそうです。
ムービー内で述べられているように元からギャリギャリしたアンプには多少対策しないと、痛くなってしまう可能性もあるかもですね。
LCA TX-1のパワー管、たしかにベーシストも使えそうなブースターでした。
バッファーもBeyondは真空管の倍音感がきちんとしながら、ナチュラルさが好印象でした。
RECなどでも一つあると活躍しそうですね!