皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
KORNの弦楽器隊、3人共Ibanezを使っているところまでは追っていたのですが
Brian “Head” Welch/ヘッドが脱退後ESPにシグネチャーギターを移して、ハードウェアなども進化していたので、どんなものかまとめてみました。
目次
KORN Brian “Head” Welch
KORNのオリジナルメンバーであるヘッドは2003年の「Take A Look In The Mirror」を最後に一度脱退しています。
自身のバンド、「Love and Death」やソロ名義なども始動しました。
2013年に「The Paradigm Shift」でKORNに復帰し、現在良好な関係で活動中です。
ESP KORN Brian “Head” Welch モデル SH-7
- ボディ:フレイムメイプルトップ/バスウッドバック
- ネック:ハードメイプル3P 648mmスケール
- エボニー指板
- スルーネック
- ブリッジ:EVERTUNE
- PU:Fishman Fluence Modern Humbucker Alnico フロント/Fishman Fluence Modern Humbucker Ceramic ブリッジ
- マスターボリューム、マスタートーン(w/Voicing Select)、3ウェイトグルスイッチ
リバースヘッドタイプの7弦モデル。
Ibanez時代とは違い、アーチトップが美しいモデルです。
ESPのHORIZONがベースにあるモデルなのかな。
KORNの曲の多くは1音下げでのプレイが多いですね。
FishmanのPUとEVERTUNEのブリッジのマテリアルが目を惹きますね。
EVERTUNEブリッジ
独特のロック機構とボディ裏のバネの構造で従来のブリッジより圧倒的にチューニングが安定するというブリッジです。
弦のテンションを一定に保つ構造により、弦が切れてもチューニングがずれることがないものです。
ハイエンドのギターなどに搭載されているのを最近良く見ます。
各弦に独特したスプリングがチューニングを保つ機構になっているとのこと。
Fishman Fluence Modern Humbucker
こちらも最近のヘヴィ系のギターに多く搭載されているのを見ます。
Fishmanといえばピエゾのイメージが長らくあったかと思うのですが、このFluenceの登場で一気にEMGの領域を奪っていきましたね。
SH-7にはフロントがアルニコ、リアがセラミックのものを載せています。
ダウンチューニングでもクリアな音像とノイズなども抑えられています。
VOICEのモードを1と2から選択でき、高出力のアクティブタイプの音色とパッシブタイプのトーンを切り替えることができます。
旧モデルのIbanez K7
ヘッドが昔使っていたIbanezのK7は相方、マンキーと全く同一のモデルでした。
今はマンキーのシグネチャーもIbanezで独自の進化をしています。
- ボディ:マホガニー
- ネック:5Pメイプル/ブビンガ 648mmスケール
- ローズウッド指板
- ボルトオン
- ブリッジ:Lo-Pro Edge 7トレモロ/U-bar
- PU:Dimazio PAF7 フロント/PAF7 ブリッジ
こう見ると旧モデルからは、結構すべての要素が変わっています。
PUはDimazio。
DimazioのPAFはそこまでハイアウトプットのモデルではないのがおもしろいところ。
Ibanezのロック式ブリッジにアームがU-barというブリッジの後ろを横切るような形のバーが伸びています。
手の横でブリッジを押して、瞬間的にアームアップができるようなバーです。
フラットトップでわりかしスタンダードなモデルで、シグネチャーとしてもトラディショナルさがあるので、当時いろんなギタリストが使用していました。
ESP KORN Brian “Head” Welch モデル まとめ
アーチトップ、EVERTUNEブリッジ、Fishmanピックアップと機能性も見た目も良いKORNヘッドモデル。
ハードウェアがアップデートされて洗練されています。
ステージ映えするモデルだな~