みなさんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。
みなさんは愛用のワウ、ありますか?
ぼくのワウ人生は友達から借りたり、マルチの中に入っているものをほんの少し冷やかし程度に使うくらいで、
ホント最近の方までワウを所持していなかったので、このWH10 V2が出たとき
「ジョンフルシアンテも使っているし、小さいからボードでジャマにならないし丁度いいじゃん!」
という音以外の理由でこのWH10 V2を導入しました笑
そんなわけで今回はIbanez WH10 V2のレビューをしていこうと思います。
このWH10は特徴的な見た目のとおり面白い作りで、
ポイント
- ブースト量がかなり大きい
- 筐体が(ワウにしては)小さく軽い
- 踏み心地が安定している
- 筐体は金属製なので、耐久性は○
- ジョン・フルシアンテフリークにはあの音がするというメリット
という特徴があります。しかしいつの間にかディスコンになっていてWH10 V3が出ててビビりました笑
そんなWH10 V2なのでV3との機能の違いも含めて見ていければと思います。
それでは見ていってみましょう。
目次
Ibanez WH10 V2機能、Ibanez WH10 V3との違い
さあまずIbanez WH10 V2の機能から見ていってみましょう。
Ibanez WH10 V2の機能
基本普通のワウとして使えるのですが、通常のVOXやCry Babyがインダクターを使用してワウの効果をかけているのに対して、
このIbanez WH10 V2はオペアンプの増幅回路を通ってワウの効果を作っているらしく、
それがちょっと独特な感じを与えているだと思います。
このようにデプスというつまみがあり、これは説明書には「ワウのかかり具合の深さを調節する」とあるのですが、
つまみを上げるとめっちゃ音量が上がります
気づかずに音量が上がっててライブハウスのPAの人にワウ踏んだら怒られたことあります笑
このことからジョンフルシアンテはアンプのブーストも含めて踏んでいるようなところがありますね。
By The Wayなんかはイントロのクリーン、からブラッシングのラップ部分になるところに明らかにWH10を踏んでいるようなところがあります。
0:35あたりからワウを踏んでいるようで、ブーストされていると同時に、ワウ特有のミッドレンジに寄っているサウンドになっています。
またレンジを切り替えるスイッチが有り、ベース用とギター用の切り替えスイッチがあります。
ベース側にするとロー側にピークがシフトするのですが、ベースで使っている人はあまり見たことがありません笑
たぶんベースで使うワウにはもっとレンジが広いものがあってたりするのでしょうか。
またギターに使うにしてもベース側はおとなしくなるような印象なので自分は使っていませんでした。
またドライアウトがついていてここからチューナーなどをつなげることができます。
が、これもいまいち使いにくく使っていませんでした。
このIbanez WH10 V2を買った友人たちに聴いたところみんなワウをオンにするとき踏み込みがかなり硬いという意見で一致しました。
これは前方についているクッションの設計ミスなのか、結構厚く硬いためかなり体重をかけて踏み込まないとオンにならず、
また逆にオフにするときなかなかオフにならなかったりしてライブなんかだとかなり焦ります。
なのでクッションをちょっと切って対応していました。
Ibanez WH10 V2 V3 違い
さあ新型Ibanez WH10に関してはスペックしかわかりませんが、少なくとも
・色が黒に変化
・ドライアウトの廃止
・ドライアウトの部分にトゥルーバイパス、バッファードバイパス切り替え搭載
という三点がわかりやすく変わっています。
V2になる前のWH10も初代は灰色、次に黒色になったようでそれをなぞっているようですね。
ドライアウトはワウに求めていないので、これは良案だと思います。
またトゥルーバイパスとバッファードバイパス切り替えもナイスな増設ですね。
Ibanez WH10 V2はギター直でつなぐとオフであっても若干音が丸くなるような感覚があったので、これで改善されそうです。
お値段が、Ibanez WH10 V2のときは1万円を切っていたのですが、V3になって結構上がって12000~15000円くらいするようです。
しかも現在は入荷待ちになっている所も多いみたいですね。
Ibanez WH10 V2サウンド
肝心のIbanez WH10 V2のサウンドはチャカポコとリズムワウで使うこともできますが、
どちらかと言うとリード時に唸らせるような使い方にあっています。
それこそレッチリのときのジョンフルシアンテのサウンドを見ればわかるのですが、セッティングがハマると絶妙なブースト感とリード向きに丸くなり、
またWH10 V2そのもののレンジの広さから叫ぶような音も出せます。
踏み込み角度も深めなので、そこもリード向きにゆっくり踏み込んだり微調節したりできるので、
リズミックに踏むギタリストにはちょっと踏みにくいと感じる人もいるかも知れません。
初代Ibanez WH10とは?
初代Ibanez WH10 はジョンフルシアンテが愛用しており、灰色のモデルも黒色のモデルも同様にプレミアが付いていますね。
ジョンは普通の ワウよりレンジが広い気がする といって使用しているようです。
初代はプラスチックの筐体なので壊れやすいらしく、見つけては買っているようですが、
自らの知名度でプレミア化してしまっているので手に入れるのに苦労しているという話です笑
灰色のモデルに比べて黒のものはブースト感もおとなしくなっているようで灰色のやんちゃな感じを好むギタリストが多いようです。
今後、RED HOT CHILI PEPPERSに戻ってきたときは機材が一新されてそうな気もしますが、
どんなギターを弾くのか楽しみです。
Ibanez WH10 V2まとめ
さあいかがでしたでしょうか。
独特な設計思想とサウンドのIbanez WH10 V2でした。
小さめの筐体と多機能、トゥルーバイパスが最初から装備されていることなど、
ジョンフルシアンテのフリークでなくてもおすすめできるワウです。
自分もアップデートされたIbanez WH10 V3を試してみようかなと思っております。
その際はまたレビューしていこうと思います。
みなさんもお気に入りのワウがあれば教えて下さいね~!
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